マイマイガ 幼虫 毒 症状 対策 駆除



マイマイガという蛾をご存知でしょうか。


おそらく、目にする虫たちすべての名称を知っている人は極一握りだと思います。


知らなくて当然で、筆者も今回マイマイガの画像を見て、「あ、知ってる」と思ったくらいです。


普段生活している中で、一番よく目にする蛾がマイマイガだと思ってたぶん間違いないと思います。


このマイマイガは時々大量発生するなど、普段の生活を脅かす存在にもなります。


蝶と違い、蛾を素手で触れようとする人はあまりいないでしょうが、そうした時の危険性、大量発生した時の駆除の仕方などを今回はまとめたいと思います。

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目次

マイマイガの幼虫の特徴や大きさ

マイマイガの幼虫はごくごく普通の毛虫状態です。


背面に目立つ斑点が二列に並んで、頭寄りが青色、体の半分から後ろの方が赤色です。


青と赤の斑点の割合は個体によって多少の差はありますが、青色より赤色の方が目立つ分、多いように見えます。


この毛虫が成長するとだいたい60ミリくらいになります。


この毛虫はドクガ科に分類されますが、人に害が及ぶようなものは持っていません。


ただし、人でもアレルギー持ちの場合は多少なりとも害を被ることがありますので、無暗に触れない方がよいでしょう。

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トゲに毒はある?

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トゲに毒があるのは幼虫の時です。


繭や成虫などの時にはトゲに毒はありません。


また脱皮後の幼虫にも毒はありません。

刺されたときの症状と対策は?

触れると被れることがあります。


刺されただけではなく触れただけでも症状が出てしまうので、毛虫の類には直接触れない方がよいと思います。


しかしうっかり触れてしまうことは誰でもあることと思います。さらに刺さってしまうとブツブツと湿疹が広がっていきます。


そんな時はステロイド系の薬を使用し、炎症や痒みをしずめましょう。ステロイド系の薬は皮膚科などで処方してもらわないと手にできませんが、ステロイドでも強いものから弱いものまであります。


程度により処方してくれるのですが、市販薬にもステロイド系の薬があります。


処方薬に比べてステロイドの効き目は弱いですが、すぐ皮膚科に行けない時などの一時的なものとしては有効かと思います。


マイマイガの毒はそれほど強くもないので、アレルギー持ちなどでなければ、もしかしたら市販薬だけでなんとかなることもあるかもしれません。


アレルギー持ちの方は市販薬に頼らず、専門医の指示を受けましょう。

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マイマイガの幼虫の天敵は?

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野鳥などが時折幼虫を食することがありますが、好き好んで毛虫を主食にするということはあまりありません。


そのため、弱肉強食のような自然界のあれこれはマイマイガの幼虫には通用しません。


しかし、マイマイガが大量発生するとその2~3年後にウイルスが発生してマイマイガの幼虫が育たなくなるのだそうです。そのウイルスは人やほかの生き物には無害で、効力を発揮するのはマイマイガの幼虫だけというのです。


大量発生とこのウイルス発生の周期にはある程度の法則があるようです。大量発生はだいたい10年に1度、この大量発生が起きた2~3年後にウイルス発生でマイマイガの発生が減少するというものです。


マイマイガの幼虫の天敵は一定周期にやってくるウイルスということになります。

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おすすめの駆除方法は?

駆除方法ですが、成虫と幼虫に対してそれぞれ方法が違ってきます。


幼虫の場合、樹木用のスプレー殺虫剤が効果的です。


ケムシコロリは高い木の上の方まで届くため、かなり使用幅があります。


広い範囲に毛虫が発生した場合は農薬の液体殺虫剤を広範囲に散布する必要があります。


トレボンMCはいろんな植物に使えるため、様々な植物に毛虫を発見した時にとても役立ちます。



成虫に対しては、明かりがある場所に集まってくる習性を活用し、蛾駆除用の殺虫剤を使用します。ガハイパージェットは成虫になった蛾に対し効力を発揮します。


駆除というよりは、寄せ付けないためのものですので、定期的に散布し続ける必要があります。


成虫に対しては活発化する期間中、定期的に散布を持続する必要があるので、できるなら幼虫の時に徹底的に駆除した方が効率がよいと考えられます。

まとめ

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街灯などに群がっているあの蛾、目にすると不愉快な気分になりますよね。


最近は虫を寄せ付けないライトなどに変更してくれたりしているので、場所によってはあまり目にする機会も減ったという方もいると思います。


毛虫の状態はガーデニングや家庭菜園などをされない限りはあまり一般人が目にすることはないと思います。


しかしどんなところに潜んでいるかわかりませんし、軽装で野山や草木がある場所に踏み込むのは危険ですね。


暑くなると薄着になりたくなりますが、目的にあった服装で出かけることが大事です。


毛虫はマイマイガに限らず湿疹やかぶれの元となることが多いので、本当に気を付けましょう。


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