クモ、私たちに身近な生き物ですね。
できれば、会いたくないですが、家の軒下に巣を作ったり、家に入ってきたり、車にいたり、結構いろいろな場所で生息しています。
ときどき、こんなところに!!とびっくりさせられることがありますね。
大きなクモもいますし、子供たちは、クモを見たとたん怖がります。
そんな嫌われる存在のクモですが、種類も多いです。
その中で、シモングモはご存知ですか?
目次
シモングモの生態
透明や黄色褐色のような色の2ミリから3ミリのかなり小さなクモです。
本州や四国、九州で見ることができるクモで日本中で遭遇する可能性のあるクモです。
なぜなら、シモングモは家の中に住み着くクモだからです。
家の家具の下や隙間に巣を張ります。体のわりに足が長いのが特徴で一年中活動をしています。
ダニを餌にするってホント?
シモンダニの主な餌はダニなどです。
クモは、先に話しましたように、嫌われるイメージですが、ハエトリグモは、その名の通り、ハエを食べてくれますし、ゴキブリを退治するクモも中にはいます。
シモングモもダニを食べるので、ただ家にいる厄介者とは言いがたいです。
だから、家に住みつくのです。
と言うことは、シモングモがいると、ダニは存在します。
もちろん、家にダニが全然いないと言うことはありませんが、シモングモが生きるくらいのダニが存在するのです。
シモングモの存在が気になるかもしれませんが、そのことよりは、ダニが多くいるのかも?という現状をしっかり受け止めて対策を考えることをおすすめします。
ハエトリグモも色黒の姿で家を歩いているのも見たらショックですね。でも、家に入ってきたハエを取ってくれます。
しかし、居座ってほしくない・・・見たくはない・・・ということは、ハエを退治する対策を考えるべきなのです。話は反れましたが、シモングモも同様です。
シモングモの様子!!
シモングモに害はある?
では、家のダニを食べるシモングモですが、害虫でしょうか?益虫でしょうか?
ちょっと難しいですね。
クモが巣を張っていると、気持ち悪いし、清潔感やそうじができていない家のように感じます。
家にいてほしくない存在としては害虫かもしれませんが、私たちのほんとうの害虫はシモングモがえさとしているダニです。
ダニは、アレルギーの原因となり、種類によっては私たちを嚙み、腫れたりかゆみが起こる場合があります。
ダニを食べるシモングモは、家の中では益虫?といってもいいクモなのです。
シモングモの駆除方法
では、家に住み着いたシモングモを駆除するにはどうしたらいいのでしょう?
シモングモは、家にたいして悪さをしないことはお話しましたが、やはり住み着いてほしくはないですね。これ以上増えたりするのは、もっと嫌です。
では、駆除としては、まずはダニを退治しましょう。そうすると、シモングモもいなくなります。
つい、シモングモの巣が気になって壊したり、クモをちりとりなどで取って外に捨てたりしますが、これはあくまでも一過性の効果に過ぎません。
キーマンは、ダニなのです。
ダニ対策としては、こまめにほこりを溜めないように、掃除をしたり、畳などはダニアースなどで駆除します。
ダニは湿気やかび臭いところを好むので、布団などはこまめに日干しして、乾燥したさせましょう。
どうしても難しいときは、専門の業者に相談しましょう。
シモングモの糞対策
シモングモの存在も気になりますが、シモングモの糞も気になりますね。
いくらダニを食べてくれるからといっても、シモングモの糞は、見過ごすわけには行きません。
家具の隙間など分からないところで、糞をしてしまうとこびりついてとれなくなります。
では、このシモングモの糞対策はどうしたらいいのでしょう?
家にシモングモを見つけたら、巣をきれいに掃除してまわりの家具もふき取ることです。
しかし、引き取りに水のついた雑巾など使うと、湿気の原因となり、ダニの発生を促すので、水雑巾で拭いた場合は、必ず乾拭きしましょう。
しかし、シモングモ自体を減らすことが糞対策と言えますので、やはり根本的な対策は、ダニを駆除することです。
ダニ対策がシモングモを増やさない、糞や巣を発生させない、早道です。
まとめ
シモングモの画像を見ると「家にいる!!」と言う方もいらっしゃるでしょう?
見たくはないけど、どうしたらいいかわからない、とうのが本音ですね。
巣を駆除したり、シモングモを退治しても、ダニがいると、また発生します。
厄介ですね。悪いことをしていないのに嫌がられる・・・
ただ、シモングモがいると言うことはダニがいるのでアレルギーをお持ちの方は気をつける合図です。家の中のダニ対策を始めましょう。
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