突然ですが、皆さんは「チャコペンシル」と言われて何の事だか分かりますか?
少し記憶を呼び覚まして頂きたいのですが、小学校の時に家庭科の授業で使っていた裁縫セットの中に入っているペンの事です。
裁縫を授業で習うので裁縫セットを買わされましたが、それ以来使っていない人からしたら記憶も定かではないかも知れないですね(笑)。
大人になると手縫いで布や生地を縫う事って服飾関係の仕事をされている方ならしていそうなイメージはありますが、それら以外の方だと少し縁遠いのではないでしょうか。
御多分に漏れず私も裁縫は殆どしませんが、子供が学校で使う雑巾を縫ったりボタンを取り付けたりといった簡単な事しか出来ません。
その上、裁縫セットの中身って日常生活では余り聞かない様な物が大半なので、何がなんだかイマイチよく分からない物もありますよね。
この様な状況で「チャコペンシルを思い出して!」、と言っても難しいかも知れませんが(笑)。
そんな記憶が吹っ飛んでしまった方の為に、チャコペンシルとは何なのかという部分をチャコペンシルの使い方を含め下記より説明していきましょう。
目次
チャコペンシルの使い方
最初はチャコペンシルの使い方から説明していきたいと思いますが、まずチャコペンシルとは?という部分だけおさらいしておきましょう。
チャコペンシルとは端的に説明すると、布に対して目印となる線を入れる時に使うペンの事をチャコペンシルと言います。
それはそうと、「チャコ」って何よ?と思われる方もいるかも知れないので説明しておくと、これは英語の「Chalk(チョーク)」が変化(訛った)した言葉になります。
チャコ自体は常石やカオリン等を粉末にして固めて作られています。
ただ、一口に「チャコペンシル」と言っても色々種類があり、その種類によって内容が異なってきます。
いまここで説明している種類は鉛筆型で一般的に「チャコペンシル」と呼ばれている種類の物を説明しています。
他にもペン型や複写紙型と呼ばれるタイプの物があり、ペン型になると時間が経つと消えたり、水で落ちる特殊な水性インクを用いています。
チャコペンシルと一口に言っても数種存在しており、思っていたよりちょっとだけ奥が深い気がしませんか?
これら材質の違いはどんな生地に対して使うのか、でタイプを選ぶ訳です。
そして最後になりましたが、使い方ですよね。
ここまで説明したのである程度お察しかも知れませんし、この項の冒頭で少し触れた様にチャコペンシルの使い方自体は布に対し目印となる線を入れる為に用います。
型紙から布を裁断する際に線を写す時に使う訳です。
チャコペンシルが消え辛い!!
そんなチャコペンシルですが、上記で水で落ちるタイプのチャコペンなんかあります、と書いたりしていますが、粉タイプやインクタイプのチャコペンだと消え辛い場合があります。
と言うのも、濃く書いてしまった場合なんかは落とすのに苦労する場合が往々にしてあります。
裁縫する際に目印としてチャコペンで線を引くものの、それが消えなければ最終的に不格好になってしまいますからね。
だいたいであれば、例えば鉛筆タイプとかであれば線を消す用のブラシが付属していたりするので、そのブラシで線を消せる訳なんですが、先程も記載した様に濃く書いてしまうとなかなか消えません。
ではそんな消え辛くなってしまった線の効果的な消し方はあるのでしょうか?
下記項目でその点についてみていきましょう。
効果的な消し方は?
ではここからはチャコペンシルの消え辛い線の効果的な消し方を探っていきましょう。
どの様な方法で消すのが一番いいのでしょうか?
まずここで1つ注意点があり、どのタイプのチャコペンシルなのか、という点で消し方は異なってきます。
従って、タイプ別で消し方を書いていきましょう。
◆粉末の場合
油性ベンジンを用いて対象部分を擦らずポンポンする。
ベンジンが自宅に無い場合は霧吹き等で水を掛けポンポンする。
◆油性の場合
中性洗剤を綿棒につけてポンポンする。
この際、下に白いハンカチを敷いてハンカチ越しにポンポンする。
その後洗濯を行う。
自宅で出来る処理はこの様な処置になります。
ただこれでも落ちない場合はプロ(クリーニング屋さん)に依頼をした方が間違いないでしょう。
シャープペンタイプもおすすめ?
では最後にシャープペンタイプのチャコペンについてご紹介して終わりにしましょう。
皆さんもシャーペンは使った事があるかと思いますが、チャコペンにもシャーペンタイプの物が存在します。
見た目も使い方もシャーペンと全く同じで、チャコペンのシャーペンバージョンなだけです。
シャーペンタイプなので替芯にカラバリがあるので用途に応じて必要な色をチョイスする事も勿論可能です。
それにボールペンでよく3色ボールペンがあるかと思いますが、チャコペンのシャーペンタイプでも同様の物があります。
1つのペンで即、色を変更出来るので便利だと思いますよ。
ただ鉛筆タイプとかと比べると、物にもよりますが若干値段が高いかな、と思わなくもないです。
まとめ
チャコペンシルについて書いてきましたが、皆さんの記憶は甦りましたか(笑)。
普段使う事が無ければ、中々思い出すものでは無いかと思いますが、一度は使った事があるかとは思います。
その一度は殆どが学校の授業なので、それ以来使わなければ記憶が薄れるのは致し方ないかと思いますが。
趣味が手芸とかで無ければ日常では使わないですもんね。
まあ、これを機に手芸でも始めますか(笑)。
不器用な私にはハードル高そうですけどね。
以上、チャコペンシルが消えないけど消し方は?使い方やシャープペンタイプも解説でした!!
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