オコゼ カサゴ 違い 旬 由来 毒針



見た目はとてもパンチが効いていますが、味はとても美味と言われている「オコゼ」。


オコゼが魚であると言う事と、名前は知っているけど見た目が分からない、と言う人には是非画像を見て頂きたいです。


横から見ても正面から見ても、どの角度から見ても「ブサイク」です(笑)。


何よりこんなパンチの効いた魚を最初に食べた人に敬意を表さずにはいられません。


その上、オコゼはとても美味ですが食べられる箇所が少ない事から高級魚とされています。


ある種、グロテスクな感じをさせるオコゼについて今回はまとめてみたいと思います。


オコゼの旬な時期や名前の由来等についてご紹介していきましょう。


それではどうぞ!

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目次

オコゼの旬

では冒頭でも記載した様にオコゼの旬はいつなのか見ていきましょう。


一般的にオコゼの旬は晩春から夏にかけてが一番と言われています。


関西では「夏のフグ」とも呼ばれているみたいですが、私も関西在住歴ウン十年のベテランですがこれは初めて聞きました。


因みに、「オニオコゼ」と言う名前は夏の季語にもなっているみたいです。


ここで1つだけ補足しておきますが、さっきから「オコゼ」と呼んでいますが、「オニオコゼ」の事を「オコゼ」と呼ぶ場合が多いです。


オニオコゼが夏の季語と記載しましたが、冬も冬で美味しいみたいですよ。


獲れるのは一年中獲れるみたいですが、夏が一番の旬であると言う事ですね。

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オコゼの値段

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お次はオコゼの値段に関して調べてみましょう。


尚、オコゼのサイズや販売しているお店等により価格は勿論異なってきます。


後、漁獲量によっても価格は変動してきますので「目安」と言う形で記載させて頂きます。


参考として見て頂ければと思います。


オコゼの値段についてですが、平均的な価格だと1尾で2,000円前後でしょうか。


築地市場の卸売価格(2018年6月度)で1,300円/㎏程度と言う卸値になっていると言うデータもあります。


築地市場の価格はあくまでも「卸値」と「1㎏あたりの価格」になりますのでご注意を。

名前の由来

オコゼの名前の由来に関してご紹介しましょう。


名前の由来にも関連するので「オコゼ」と言う名前を漢字表記するとどうなるのか見てみましょう。


「オコゼ」を漢字で書くと「鬼虎魚」と書きます。


オコゼを正面から見ると「鬼」の様な形相をしている点と、姿形が奇異な感じがする点から、と言う説があります。


他にも諸説あるようですが、一様にその容姿の酷さを指す意味合いが多いです。


いずれにせよ、昔から見た目に関しては色々言われていた様子ですね。

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オコゼとカサゴは違う?

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ここの項ではオコゼとカサゴの違いを見ていきましょう。


違いを知る為に双方の分類を記載して見比べましょう。

①オコゼ

カサゴ目フカカサゴ科(オニオコゼ科)オニオコゼ属オニオコゼ

②カサゴ

カサゴ目フサカサゴ科(メバル科)カサゴ属カサゴ



この様に分類上は分かれています。


ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、生物の分類は「界・門・綱・目・科・属・種」と言う順番で分かれていきます。


ここから見て取れる事は「カサゴ目」と言う分類で見ると同じですが、「目」で見るとだいぶ幅が広くなってしまいますね。


ここで少しややこしい点は()で書いている部分ですよね。

両方とも、「フカカサゴ科あるいはオニオコゼ科」や「フカカサゴ科あるいはメバル科」と言った表記になっています。


従って全く違うとは言い切れませんが、同じでは無い事は上記の分類から見て取れます。


平たく言うと遠い親戚、みたいなニュアンスになるんでしょうかね?

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オコゼの毒針の場所は?

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ここまでにオコゼの見た目や味については触れてきましたが、オコゼを語る上でもう1つお伝えしなくてはいけない点があります。


それはオコゼには「毒」があると言う事です。


身に毒があると言う訳では無いのですが、その毒がある部位と言うのが「背鰭」です。


オコゼは背鰭に棘があり、ここの毒があります。


この棘に刺さってしまうと激しい痛みと痺れと格闘する事になるでしょう。


釣り等をしてオコゼを触る機会があれば、ですが背鰭の棘には十分気を付けましょう。



さばいて食べる!

まとめ

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見た目はパンチが効いていますが食べるととても美味なオコゼについてまとめてみました。


丁度今がオコゼの旬の時期ですね。


刺身をポン酢で頂いたり、煮付けや唐揚げにしても美味しいみたいですよ。


白身でクセも無く、味はトラフグを凌ぐ、とも言われているオコゼです。


冒頭でも記載しましたが、この風貌の魚を食べようと思った人って本当に凄いチャレンジャーですよね。


初見で何の知識も無ければ「食べよう」って思わないですよね!?


ただ、先人の偉大な勇気のお蔭で我々が今現在美味しく頂ける様になったものはいっぱいあると思います。


オコゼもその内の1つだと思うので、もし機会があればご賞味下さい。


以上、オコゼとカサゴの違いは!?旬・由来・毒針の場所についても解説でした!!



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