捲土重来 意味 使いかた 起死回生



今回は国語?の勉強をしたいと思います。

皆さんは「四字熟語」ってご存知ですよね?


そうですね、漢字四文字で作られている熟語の事ですよね。

何をいきなり・・・、と思われるかも知れませんが今回は1つの四字熟語を取り上げて、その使い方や由来等を掘り下げてご紹介したいと思います。



四字熟語って、その言葉や読み方等は分かっていても意味を知らない場合って往々にしてあるかと思います。

四字熟語の読み方や意味、由来・使い方を知っていれば少しカッコいいかも!?


では今回その意味等をご紹介する四字熟語は「捲土重来(けんどちょうらい)」です。

この言葉を聞いた事がある方は多いかと思うんですが、意味は?ってなると少し言葉が詰まってしまいそうですよね。


では、下記よりその意味等をご紹介していきましょう!

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捲土重来の意味

では最初は捲土重来の意味からご紹介していきましょう。

下記にその意味を記載していきますね。


◆捲土重来の意味・・・一度敗北を喫した者や失敗した者が、再び勢いを取り戻し巻き返す事。


意味を見るとなかなかポジティブな意味を持つ四字熟語になりますね。

ではもう少し細かく見ていく為に言葉を分解してそれぞれの意味を調べてみましょう。


「捲土」と「重来」それぞれの意味を見てましょう。


◆捲土の意味・・・砂埃を巻き上がること。
◆重来の意味・・・再びやってくること。


それぞれの意味を踏まえ噛み砕いて説明すると、砂埃を巻き上げる程の勢いで再び盛り返す、と言うニュアンスの意味ですね。

簡潔に説明すると「リベンジ」って言葉がしっくりと当てはまるかも知れませんね。


何と言うか、「一度の失敗でクヨクヨすんなよ」って解釈も出来ませんか(笑)。

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捲土重来の由来

捲土重来 意味 使いかた 起死回生



ここからは捲土重来の由来をご紹介しましょう。

捲土重来の由来は杜牧(とぼく)と言う中国の詩人の「題烏江亭」の中に出てくる詩が元になっています。


ではその原文と現代語での解釈を簡潔に記載しましょう。

【原文】

勝敗兵家事不期 (戦の勝敗は兵法家であっても予測できない)
包羞忍恥是男児 (羞恥を耐え忍んで男というもの)
江東子弟多才俊 (江東には優れた若い人たちが多いから)
捲土重来未可知 (土埃を上げる勢いで盛り返せたかも知れないのに)

引用:公益社団法人 関西吟詩文化協会

これは「項羽と劉邦」の故事に由来しています。

劉邦との覇権争いの破れ自死した項羽を惜しんだ詩になります。


自ら死を選ばず、諦めずに再起を図れば違う結果になったかも知れないのに、と嘆いた詩と言う訳です。

「項羽と劉邦」については司馬遼太郎さんの小説を読んで頂ければ、と思います。


文庫版で3巻(上・中・下)とありますが、一気に読み進められます。

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捲土重来の使い方・例文

ここまでで、意味・由来とお分かり頂けたかと思いますのでここでは使い方・例文をご紹介しましょう。

一番の王道パターンは「捲土重来を期す」と言う使い方がパターンでは無いかと思います。


あくまでもパターンなので使い方はこの限りではありませんが、下記より捲土重来を使った例文を記載していきましょう。


【去年の実績が悪かったので今年は捲土重来を期し、頑張ります】
【この地域では不振のAチェーン店だが、方針を一新して再度出店してきたので捲土重来となるか見物だ】



この様な感じで捲土重来と言う言葉は使われます。


例文からも分かる様に、一度の失敗を取り戻す前向きな気持ちを表す時に使う形が多いですよね。

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起死回生と一緒?

捲土重来 意味 使いかた 起死回生



では最後になりますが、ここまで読んで頂いて「起死回生」と同じ意味?って感じた方もいるかも知れません。

確かに似た様な意味である気がしますね。


それでは双方の意味を調べましょう。

◆捲土重来の意味・・・一度敗北を喫した者や失敗した者が、再び勢いを取り戻し巻き返す事。
◆起死回生の意味・・・死にかかった人を生き返らす意。転じて、崩壊や敗北などの危機に直面した状況を一気に良い方向へ立て直す事。


これがそれぞれの意味になりますが、意味が全く同じでは無いですが類語といった感じですね。

どちらも危機的な状況から良い方向へ向かう、といった感じの言葉になります。

ポジティブな言葉になるのでどちらかというといいイメージを含んだ意味を持つ言葉では無いでしょうか。

まとめ

捲土重来 意味 使いかた 起死回生



今回は「捲土重来」という四字熟語の意味等をご紹介してきました。

途中、由来の所で「項羽と劉邦」について触れましたが、もし中国歴史小説に興味があり、まだ未読の方には是非とも読んで頂きたい一冊です。


話が本題と逸れるのでここでは深く述べませんが、読み応えタップリです。

今回の捲土重来も、そこ(項羽)についての部分から来ている言葉なのですが、その元となった「項羽」とはどういう男だったのか見て頂ければ幸いです。


捲土重来と言う言葉の意味が深く理解出来るかも知れないですよ!?

以上、捲土重来の使い方や由来は?起死回生と使い方は一緒?でした!!


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