耳につけるアクセサリーといえば、イヤリングかピアスを思い浮かべる人が大多数ではないでしょうか。
そのふたつの違いといえば耳に穴を開けるか否かになります。
イヤリングをすると耳が痛い、頭痛がするなどの理由でピアスを好む方もいることと思います。
しかし耳に穴を開けた時は深く考えなかったけれど、就職や転職などでどうしてもビアスの穴がネックになり塞がなくてはならないことも少なからずありますよね。
また一度塞いだ穴も、再び開けたいと思われることもあると思います。
それぞれそういう状況になった場合、どんなことに注意をしたらよいのか、その辺りをまとめたいと思います。
目次
ピアスの穴はピアスホールをしないと塞がる?
ピアスホールですが、こちらはピアスをしないでいると塞がっていきます。
穴を開けただけで完成ではなく、ピアスをし続けることでピアスホールを安定させているのです。
人の体はキズができればそれを修復しようと働きだしますので、ピアスの穴も塞ごうと体が働いてしまいます。
治癒力が働くということですね!
どのくらいの時間で塞がる?
完全に塞がるまでの時間は個人差があります。
治癒力そのものに個人差があるためなのですが、それに加えピアスホールを維持してきた期間にもよります。
ピアスホールを開けて間もない人であれば、個人差もありますが数時間で塞がってしまうこともあるようです。
治癒力が活発となると若さが関係してきそうですよね!
年齢を重ねると治癒力が低下していきますから……
なので、個人差+年齢も関係してくると考えられます。
場所によって塞がる時間は変わる?
一般的に開けるピアスの穴は耳たぶですよね。
耳たぶの場合は多少の個人差はありますが平均して1カ月半くらいで塞がるようです。
しかししっかりとピアスホールを完成させてしまっている場合は、数年経っても塞がらずに維持してしまう方もいるようです。
耳の部位で柔らかい耳たぶでさえこれだけの差がありますので、それ以外にピアスホールを開けた場合は、塞がるまでの期間に差が生じると思われます。
塞がったかどうかの見極めは?
ピアスがすんなり付けられないと感じると、穴が塞がってしまったのかも……!
と思われることもあると思います。
ピアスホールが安定していないと治癒力が働いて塞ごうとしますので、そういう場合は塞がりかけているという表現が正しいと思います。
では完全に塞がるというのはどういう状態のことを言うのでしょうか。
実は、一度でもピアスの穴を開けてしまうとうっすらとその痕が残るらしいのです。
またその個所にシコリができることもあるようです。
ピアスの穴の痕がうっすらと残っている、開けた場所がコリコリしているなどになれば、完全に塞がったと思って大丈夫でしょう。
ピアスの穴が塞がった場合の復活方法は?
ピアスホールが塞がってしまった……意図的に塞いだのであればよいのですが、はじめてのピアスホールでうっかり塞いでしまったり、治癒力が活発に働いて数時間で塞がってしまったりなんて時は焦りますよね!
塞がりかけているならまだなんとかなるかも……!
と手軽に復活させたいと考える方もいらっしゃるでしょう。
完全に塞がってしまった場合は皮膚科など医療機関でしっかりと開けるのが衛生的にもよいのですが、薄皮が塞いだ程度であれば、自力で復活させることも可能です。
ただ人にもよりますが、薄皮とはいえそれを破るのですから痛みが生じますし、場合によっては出血もします。
破った薄皮から炎症を起こすこともありますので慎重かつ自力の場合は自己責任であることをしっかりは自覚してから行いましょう。
方法としては、塞がりかけた薄皮をプチッと破り空いた穴に透明のピアスを入れてピアスホールを安定させていきます。
透明のピアスは普段諸事情などでピアスができない人が、ピアスホールを安定させ続けたい時などに使用している方が大半かと思います。
こちらを用いて復活させる方法です。
ただ自力で皮を破ったがために炎症を起こした経験がある場合は、医療用に滅菌加工されたバイオプラストがオススメです。
はじめて自力で復活を試みる方もこちらを使用した方がよいでしょう。
このバイオプラストは使い捨てです。
何日もつけっぱなしにはできませんので、使用方法をしっかり守ることで炎症回避にも繋がります。
改めて開ける際に気をつけることは?
完全に塞がってしまったピアスホールをもう一度開けたい場合、同じ場所には開けない方がよいようです。
はじめての時よりも痛みが伴うのと、そこにシコリができてしまっていることでオススメできないという理由です。
少し位置を変えるだけでそれらを回避できます。
また手軽さを優先せずに病院で適切な処置をしてもらうのがよいでしょう。
どんな状態のとき病院へ行ったほうがよい?
ピアス上級者になると自力で開けてしまう方も多いと思います。
また炎症とかなったことがない方なども、今度も大丈夫と高を括って自力で開けることもあるでしょう。
そうではなく、病院でちゃんと処理してもらったけれど……という人でも予期せぬ状況に悪化することもあります。
体の一部に穴を開けるとは、そういう事態が付きまとうということですよね。
少しでも異変を感じたら医療機関に頼りましょう。
自己判断でどうにもならないほど悪化してしまうより、どうてことなかったと後日談で笑い話になった方がよいです。
また、ピアスホールを開けてもすぐ塞がってしまう時なども医療機関でしっかりと調べてもらうことをオススメいたします。
ピアスを開けて膿む理由や対処法を解説しています♪
まとめ
ピアスは可愛らしいですしバリエーションも豊富、ファッションセンスなどの個性を出せるアイテムとして定着していますよね。
でも体に穴を開けることは強いて言えば体を傷つけていることと同意です。
素人が自己判断で手を加えるのはとても危険な行為ですので、必ず専門家の指示を仰ぐことを強く推奨します!
料金もそれほどお高くないですし、悪化して嵩むよりよいと考えます。
ピアスホールが塞がるのには個人差があり、数年塞がらない人もいるようです。
開けるときは数年先のことも見据えなくてはならないということですね!
昔より理解が得られているとはいえ、職業によってはピアス厳禁、ピアスホールでさえ禁止しているものもあります。
たかがピアスホール、されどピアスホール……ピアスホールひとつで人生が変わってしまうこともありますので、慎重に対応することが大事ですね!
以上、ピアスの穴が塞がるまでの時間、塞がってしまった時の対処法などでした。
よかったらこちらの記事もどうぞ^^