ムカデ、室内で発見してしまうと「ウエッ」となりますよね。
ムカデを見て「可愛い」と感じる人は極稀と感じます。
見ただけで不快に感じる虫も多々存在しますが、室内で発見して嫌な思いをするとなると、ゴキブリかムカデかといい勝負なのではないでしょうか。
ゴキブリはかなり駆除方法も知られていますが、ムカデの駆除方法をゴキブリの駆除方法並みに説明できる人はあまりいないでしょう。
テレビのCMでも見かけませんよね。
いつの間に、いったいどこから? そんな疑問とともに出現するムカデ、今回はそのムカデについて項目ごと簡単にまとめていきますね。
目次
ムカデの発生時期
ムカデの活動時期は春から秋にかけてになります。
夏場、あまりにも暑いと活動が低下して見かける回数も減るのですが、じとじとした梅雨の時期や雨が多い夏季の年などは発生率が高くなります。
とくに梅雨の時期と重なる5月6月はムカデの産卵時期とも重なるので大量発生する確率が高くなります。
そして冬場は活動が低下します。
じめじめとした湿気の多い場所に身を隠して越冬しているようです。
そのため、冬場でも湿気のある場所では目撃してしまう可能性があります。
ムカデが天井裏から落ちてくるのはなぜ!?
ムカデは肉食で湿気の多い場所を好みます。
基本は外で活動し、人の住む家に住み着くことはないのですが、意外にも人の住む家の中はムカデにとって最高の場所であったりします。
温かい空気は上昇しますよね。
当然、下より天井や天井裏の方が温かいですし、その空気が充満していれば湿度も多くなります。
そしてムカデは室内でよく見かけるゴキブリやゴキブリの幼虫を補食します。ムカデは壁を伝って歩くことができ、それはゴキブリも同じです。
獲物を見つけて落っこちた……という解釈もできるのではないでしょうか。
実は明確な理由がないのが現状です。
ムカデが台所の排水口にいるのはなぜ!?
ムカデは少しでも入れる隙間があれば侵入してきます。
台所に限らずお風呂の排水口などからも侵入するケースがあります。
お風呂にもいる!?
お風呂の天井や壁、床でムカデを発見! というパターンが一番多いのではないでしょうか。
先にも述べましたが、排水口から室内へと侵入することができます。
またお風呂には小窓がついていると思います。
入浴後、浴室内を乾燥させるために小窓を開けることが多いと思います。
そこからの侵入も考えられます。
さらにお風呂場は湿度もあるのでムカデにとっては極楽天国のような場所といっても過言ではないでしょう。
自宅で繁殖もありえる?
ムカデが室内に侵入してくる一番の目的は、室内にいるゴキブリなどを補食するためです。
それ以外は外で活動しますので、基本室内に住み着くことや繁殖することはありませんが、ムカデにとって居心地が良い環境になったら室内での繁殖もありえます。
おすすめのムカデ対策は?
ムカデが室内に侵入してくる目的はこれまでの説明でわかったと思います。
その目的が室内ではできないとわかれば入ってきません。ゴキブリが発生しない室内にすることが大事です。
バルサンは害虫駆除に適しています。
隅に隠れている虫も根こそぎ駆除してくれますし、ゴキブリもムカデもそれらに入ります。
しかしバルサンはゴキブリとムカデを同時に駆除できるものはありません。
それぞれ適しているバルサンを使用する必要があります。
ムカデをまだ見ていない時期ならゴキブリ駆除を優先、ムカデを目撃したらムカデ→ゴキブリの順で駆除がよいと思います。
嫌な害虫を駆除したら、ゴキブリが好むような空間を作らない、ムカデが好む湿気をため込まないなど喚起や清潔感を心掛けましょう。
ちなみに、室内でゴキブリを見なかった年はムカデを見ることもありませんでした。
こういった駆除剤もおすすめ♪
まとめ
ムカデは刺されると厄介なので、とくに見ても問題ない人でも室内に放置するのは危険かと思います。
殺すほどのことでもない場合は、割りばしなどで摘まんで外に逃がしてあげるとよいでしょう。
ゴキブリが生物の中で一番嫌いと言っても過言ではない存在なので、彼らの発生には異常なほど敏感で神経質になる傾向があります。
ゴキブリを発生させない環境にすると、必然と嫌な虫が室内に侵入してくることがほぼなくなります。
様々な害虫に困った時は、ゴキブリを徹底的に駆除して入らせないことをしてみるとよいかもしれません。
害虫駆除にはこちらの記事もおすすめです♪
→アズキゾウムシの卵・幼虫の駆除方法!生態・密度効果についても解説
→ヒメマルカツオブシムシの卵・幼虫・成虫の駆除方法について徹底解説