不快な虫って色々いますが、人それぞれに「不快」を感じる虫の種類も違う事でしょう。
ゴキブリが嫌いって人は多いかと思いますし、カメムシの臭いが嫌いって人も多いでしょう。
かく言う私もカメムシの臭いは全く受け付けません。
何より、「何故家の中に入ってくるのか?」と懇々と侵入してきたカメムシに問いたいくらいに嫌いです。
大人であれば如何様にも対処の仕方はありますが、幼き子供が触ってしまったりしたら目も当てられません。
手に臭いがこびりつくし、何かの間違いで口に入れられてしまった日には、母の不注意を子に懺悔する事しか出来ません。
万が一、その様な自体になってしまった場合、どう対処及び対策をすればいいのか、という点を今回は見ていきましょう。
目次
カメムシの生態
まずは敵(カメムシ)を知る所から始めましょう。
カメムシとはカメムシ目カメムシ亜目に分類される昆虫の「総称」です。
従って「カメムシ」と言う名前の昆虫は厳密に言うと存在していません。
日本でよく見る、茶褐色系で臭いカメムシは「クサギカメムシ」と言う名前です。
カメムシの種類は凄く沢山存在しており、広い意味で言うとセミもカメムシと同じ「カメムシ目」ですし、アメンボも同様なんですよ。
まあだいたい日本に於いて「カメムシ」と言うのは上記のクサギカメムシや緑色をしたアオカメムシを所謂「カメムシ」と指す事が多いと思います。
カメムシの臭いの元ですが、足と足の間にある「臭腺」と言う部分から発せられ、臭いでかく乱し自衛している訳ですね。
カメムシを子供や赤ちゃんが触った場合の対策
カメムシの臭いって何となくわかります?
パクチーがカメムシの臭いに似ているって言われたりしますが、私はパクチーが苦手なんで臭いたくも無いですが・・・。
大人だと「カメムシ=臭い」ってインプットされているので自ら触る事は無いと思いますが、無垢な子供であればそうとは限らないですよね。
子供、特に赤ちゃんだとハイハイしだした時期なんて、ハイハイで動き回り行く先々で色んな物に触れたりしますよね。
何が触っていいのか悪いのか、なんて分からないですもんね。
万が一、カメムシを子供や赤ちゃんが触ってしまった場合、その小さな手には激しいほどの悪臭が漂っている事でしょう。
この時の対策として、臭いを取り除いてあげなくてはいけません。
カメムシ臭は石鹸で洗ったくらいでは中々落ちません。
何度も何度も洗えば少しは和らぎますが、もっと効果的に臭いを落とす方法があります。
それは、「油」を使う事です。
カメムシの臭いの元となっている成分は親油性があるので油を使う事により油に溶けるわけですよ。
なので、ご自宅にあるオリーブオイルやサラダ油を手の臭いが付いた部分に馴染ませて石鹸で洗い落とすと臭いはとれるでしょう。
カメムシの捕獲方法
ではここからはカメムシの捕獲方法についてお伝えしていきましょう。
カメムシを捕獲する事って、ご自宅に侵入してきた時か洗濯物に付いた時とかですよね。
手で捕まえたり叩き落したりすると、それこそ手に臭いが付いてしまうので避けなくてはいけません。
今回ご紹介する捕獲方法はカメムシに臭いを発っせない様にする為の捕獲方法になります。
カメムシは危険を察知すると臭いを発するのでティッシュで手掴みだと、ティッシュを貫通して臭いが手につく可能性があります。
なので、色々な捕獲方法を見ていきましょう。
(1)ペットボトル
まず用意する物はペットボトルとカッターナイフだけです。
これだけあればカメムシホイホイが作れます。
ペットボトルの上部(ラベルが貼られている一番上くらいが目安)をカッターで切り落とします。
そして切り落とした部分を空洞が空いた部分に飲み口を下にして挿入します。
すごい簡単!!
これで完成です。
後はカメムシを見つけたらこの中に誘導し、一度入ると逃げられなくなります。
小魚や小さなエビを捕まえる仕掛けと同じですね。
(2)ガムテープ
これも用意する物はガムテープだけ。
ガムテープにカメムシを誘導して貼り付いた所を包み込む。
ガムテープに貼り付いたら勝利を確信してもいいでしょう。
ただ、キチンと貼り付いていないのにガムテープを折りたたもうとすると滑り落ちる可能性もあるので気を付けましょう。
これも簡単!!
(3)ハッカ油
カメムシ駆除としてハッカ油も有効的です。
ただハッカ油の場合は「捕獲」と言うよりかは「カメムシ除け」の意味合いが強いかも知れません。
カメムシはハッカ油の匂い、所謂ミント系の匂いが苦手な様で、ハッカ油を水で薄めカメムシの侵入経路に吹き掛けておくと匂いでブロックして寄せ付けない、という訳です。
ハッカ油は様々な虫除けにもなりますので、色んな使い方が出来ますよ。
(4)その他
その他の方法としては市販の虫除けスプレーを使う事ですね。
殺虫剤なんですが、「カメムシ」用の殺虫剤が販売されています。
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それを用いる事でカメムシを撃退する事も可能です。
万が一口に入れてしまった場合の対策
カメムシが口に入る・・・、想像するのも嫌になりそうですしトラウマになってしまいそうですが、万が一口に入った場合は飲み込んでいなければすぐに取り除いてあげましょう。
噛んでしまっていたら口の中がカメムシ臭漂う事になってしまいますが、歯磨きしてあげて口を何回もゆすぎましょう。
最悪、飲み込んでしまったとしても体に害はあまり無い模様なので暫くは様子を見て大丈夫です。
国によってはカメムシを食べる国もあるみたいですから・・・。
まとめ
小さな子供、特に赤ちゃんは何でも口に入れてしまう傾向があるので気を付けなくてはいけませんね。
ある程度物心ついてからカメムシを口に入れてしまった日には完全にトラウマですもんね。
私の小さい時も、私の子供もカメムシ及び虫を食べたり口に入れた事は無いので問題ありませんでしたが、飛んでいるカメムシが不意に口の中に入ってくる可能性は大人であろうが子供であろうが0ではありませんからね。
そう考えると、カメムシの脅威って凄いですね笑
以上、カメムシを子供や赤ちゃんが触らないための対策を紹介!!でした!!
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