日常生活を送っている中で「こいつはどこから湧いて来たんだ?」と疑問に思う虫っていませんか?
特に台所周りで飛び回っている小さいハエ。
どこからともなくやってきてブンブン飛び回り一度見つけてしまうと気になってイライラしてきます。
そのイライラを募らせてくれるのは「ショウジョウバエ」です。
今回はショウジョウバエの発生原因や駆除方法等お伝えしますので、少しでもイライラ緩和になれば、と思います。
目次
厄介な存在・・・ショウジョウバエ
本当に気付いたらどこからともなく現れては飛び回る厄介なショウジョウバエ。
ショウジョウバエって小さいから仕留めるのも容易では無く、仕留め損ねて放置していると数が増えていたって事ありませんか?
家庭内での不快害虫とも言える、ショウジョウバエ。
まずはその敵の生態を知る所から始めましょう。
ショウジョウバエとはハエ目ショウジョウバエ科の総称であって、ショウジョウバエと言うのは「キイロショウジョウバエ」の事を指す場合が多いです。
ショウジョウバエ科自体は総数で3,000種以上存在していると言われており、様々な種類が存在しています。上記に記した様に台所周りに現れるのは、この「キイロショウジョウバエ」と「ノミバエ」「チョウバエ」が主になります。
その中でも一番多いのがキイロショウジョウバエなので、このキイロショウジョウバエをショウジョウバエと呼ぶ事が多い訳ですね。
コバエとも言われる?
キイロショウジョウバエやノミバエって呼び方は余り耳慣れなくても「コバエ」って呼び方なら聞いた事が多いのではないでしょうか?
コバエは小さいハエを総称した呼び方になります。
上記で紹介した、キイロショウジョウバエやノミバエ、チョウバエ等も「コバエ」と呼びますが、そこから細分化して種類を調べるとそれぞれに行き着くと言う訳です。
平たく言うと小さいハエ全てを「コバエ」と呼び、そこから的を絞ると「〇〇バエ」の様に枝分かれしていきます。
コバエも種類によってサイズも異なれば発生源も変わってくるので、発生した場合の対処法等が変わってくるんですよね。
今回は全種の対策迄はお伝え出来ないので、コバエの代表格とも言えるショウジョウバエについてまとめています。では下記より、ショウジョウバエの発生源はどこなのか?と言う部分を探っていきましょう。
こいつはどこから発生する?
ショウジョウバエの発生源となる所ですが、一番多いのは生ゴミを入れているゴミ箱です。
と言うのもショウジョウバエが好むのが、果物や野菜、お酢・お酒等で、それらに集まってくる習性があります。
ショウジョウバエの体長は約2㎜前後と非常に小さく、網戸の隙間くらいなら通り抜けてしまう場合があります。
勿論、網戸以外でも扉の開閉やベランダの窓の開閉を行う度に気付かぬ内に入ってきて、ショウジョウバエが好む生ゴミ界隈に近づいてくる訳ですね。
そこで卵を産み、気付いたら大量発生している事も無きにしも非ずです。
一回で卵や幼虫はどのくらい発生する?
ではこのショウジョウバエは一度でどのくらいの卵を産み、幼虫が発生していくのでしょうか?
一般的にショウジョウバエは、一度の産卵で30~50個程度の卵を産み付けます。
その上非常に厄介なのがショウジョウバエの成長スピードは物凄く早く、卵が産み付けられてから10日程(25℃の温度条件下)もあれば成虫に成長してしまいます。
一度の産卵で30~50個の卵を産む、と記載しましたが、勿論全部が全部成虫になる訳ではありませんが、これが複数匹のショウジョウバエが卵を産卵し孵化し成長した事を考えると凄いスピードで数が増えていくのがご理解頂けるかと思います。
25℃の温度で約10日で成長するので夏場に多く感じるのはこの様な点からですね。
なので、ショウジョウバエの存在に気付いた時にすぐさま駆除したいですよね。ではその駆除方法を下記よりお伝えしましょう。
どうやって駆除する!?
ショウジョウバエの駆除方法ですが、生ゴミを入れているゴミ箱に寄り付かない様にするコバエ対策の商品が発売されています。
ゴミ箱にそれを貼り付ける事により、ショウジョウバエを寄せ付けない様にする訳ですね。
また、台所や生ゴミ置き場の近くに設置してショウジョウバエ及びコバエを誘引し捕獲する商品等も発売されています。
言うなれば、「ゴキブリホイホイ」のコバエ版の様なイメージですね。
コバエがホイホイ♪
寄せ付けない様にするのか、または寄せ付けて一網打尽にするのか、どちらか選ぶ事が出来ます。
他には屋内に飛んでいるショウジョウバエを殺虫剤で駆除する事も出来ますが、局地的な戦いになってしまいそうです。
駆除も大事ですが、何より発生しない様にする事が一番肝要になってきますので、生ゴミや腐敗しかけの果物等は早急に処分し、ショウジョウバエが好む物を置かない様に心掛けましょう。
こんな方法も!?
冬はどうしている?
ショウジョウバエを含むコバエは冬になると余り見ないイメージがありませんか?
冬場はどうしているのでしょうかね?
ショウジョウバエを含むコバエの活発な活動時期は4月~10月頃と言われています。
まあ、暖かい季節が活発な活動時期なんですよね。
しかしここで侮るなかれ、冬でもショウジョウバエは発生する可能性はあります。
あくまでも、「活発な活動時期」が4月~10月な訳であって、存在していない訳ではありません。条件さえ整えば、わらわらと湧き出てきますので、冬場だからと言って生ゴミ処分を怠らぬ様、気を付けましょう。
まとめ
台所周りの天敵とも言える、小さなハエであるショウジョウバエ。
気付いたら数が増えている経験をされた方も多いかと思いますが、その理由は成長スピードにあった訳ですね。
環境が整えば10日程で成虫になってしまう訳ですから、そりゃ大量発生もしますよね。
ただ今回は「ショウジョウバエ(キイロショウジョウバエ)」に関してが主な記載内容になっており、コバエの種類によっては駆除対策は若干異なってきます。
従って、ご自宅でコバエに困っている場合はまずどの種類のコバエなのか、と言う所を把握する事がコバエ駆除の一歩になりますよ。
以上、ショウジョウバエはどこから発生するの!?卵・幼虫の駆除方法も解説でした!!
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