ヨコバイ、みなさんはこの虫を知っていますか?
恐らく「あー!あの虫ね!」といって、すぐにピンとくる人はあまり多くないように感じますが、今回写真を載せているので、あの虫のことか、とわかってくれたかと思います笑
子供の頃、あの不思議な「顔」に興味津々だった記憶があります。大人になり、なかなかの害虫と知りました・・・汗
そんなヨコバイの駆除方法について本日は様々な角度で解説していきたいと思います。
目次
ヨコバイはどんな悪さをする?
ヨコバイは幼虫・成虫ともに植物の汁を吸い、そこに植物に有害な菌を感染させてしまうという厄介な特徴を持っております。
農家の方や植物を育てて生計をたてている方などはもちろん、一般の家庭で家庭菜園されているかたにもちょっと困った存在ですね。
余談ですが、私は自転車に乗って坂道を走っていた際に口の中に飛び込んで散々な目にあったことがあります。笑
またこのヨコバイ、植物の汁を吸うだけでなく人体に止まって「刺す」ということもあります。
これがまた腫れてかゆい!蚊に刺された感じの、ちょっと強い感じになりますので不愉快な感覚ですね。
こういった理由もあり彼等は我々から「害虫」と認定されています。この害虫、一部地域ではバナナ虫と呼ばれています。可愛い呼び名ですが・・・
ヨコバイの発生時期は?
それではこのヨコバイ、いつごろでてくるのでしょう。
彼等は5月から11月と、約一年の半分発生して我々を困らせます。
成虫は一回に卵を40個ほど産むので、ほおっておくとどんどん増えてしまいます。
寿命自体は成虫で1ヶ月〜6ヶ月ほどで温度や湿度によって変わってきます。だいぶ短命ですね。
暖冬だったりや高温で雨が少なかったりすると大量発生する恐れがあります。
芝生にいるヨコバイの駆除 幼虫編
さて、ここからがヨコバイの駆除の話になります。
ヨコバイは幼虫、成虫ともに被害をもたらすので両方退治する必要があります。
幼虫は主に芝生、雑草にくっついてその草の汁を吸って枯らせてしまいます。この幼虫、ものすごい小さいのでなかなか見つけてピンポイントで駆除するということが難しいです。
繁殖してどんどん増えていくので、まずはそもそもの住処である草を刈っていくことが効果的です。
もちろんガーデニングをしていて、草をかってしまうと外観が損なわれるということがあるので「余分」なものを「できるだけ」切っていくということです。なるべく密集して生やさず、木々の枝なども切って葉を増やさいような対応が良いでしょう。
そして、実際に駆除となった場合は「園芸用の農薬」が広範囲に効きます。
特に庭の芝生には、芝生用殺虫剤「フルスイング」「ビートルコップ」等がおすすめです。
→購入方法や希釈方法等こちらのHPを確認ください(外部リンクに飛びます)
農薬!?と聞くとためらわれる方がいるかもしれませんが、園芸用の農薬はそこまで薬性が強いものではないようです。ただ希釈率を正確に測らないと大切な植物も枯れてしまうので気をつけましょう。
ヨコバイの駆除 成虫編
成虫になるとヨコバイは飛び回ります!!
光によってくるので網戸に「ばーっと」ついている場合があり、なかなかきつい光景です。
そんな成虫には、スプレータイプの殺虫剤、そして寄ってこないようにする忌避殺虫剤がおすすめです。
室内に入ってしまいどうしようもない場合はアース製薬の「アースジェット」がいかがでしょう?ハエや、ハチなどを駆除するものですがヨコバイにも効果的です。
私の家庭では目につくところに1缶は必ず置いてあり、夏になると重宝します。主に寝ているときに飛び回っている「蚊」の退治に使われ、ちょっとでも薬剤に触れると倒してくれるので助かっています!
そもそも網戸に寄ってこないようにする用に、忌避殺虫剤があります。
キヒ殺虫剤で有名なのがこちらもアース製薬の「虫こないシリーズ」が人気です。
玄関タイプや網戸タイプなどがあり場所によって使い分けられるので便利ですね。
虫こないアースを使うとこうなる
まとめ
いかがだったでしょうか?
なんか不思議な顔をしているヨコバイ。
その顔だけ見ると憎めないのですが、植物や人間を刺すのはいただけないですね・・・
幼虫や卵の段階で駆除できるのが一番手っ取り早いのですが、成虫になったとしても上記した殺虫剤を用いて対処していきましょう。
以上、芝生に発生するヨコバイの幼虫・成虫の駆除方法をわかりやすく解説!でした。
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