ゴミムシ 種類 大量発生 生態 原因 発生源 



皆さんは、「ごみむし」と言う昆虫をご存じでしょうか?


6月頃から夏にかけて発生し、堆肥やごみ溜め、又は石の下などのような湿気の多い場所を好むため不衛生な害虫とも言えます。


環境によっては大量発生することもあり、またその種によって生息する場所や生態なども様々です。


今回は、ゴミムシの種類!また、大量発生の原因や発生源と生態について解説いたします。

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ゴミムシの生態

ゴミムシとは、甲虫目(鞘翅体)・オサムシ科に属する昆虫の総称であり、その種類は多く日本では約1000種以上が確認されています。


主な生息場所は、湿気の多い石の下や落ち葉の下、又はゴミ溜めなどであり、ほとんどは地表を生活の場所としているため、後翅が退化して飛翔力を失い歩行生活に適応した種類が多いと言う事です。

しかし中には、灯りにつられて飛んでくるものもおり、木の上や湿地、又は河原など生息環境が特有な種もいるため、一概には言えないようです。


また、多くは夜行性ですが種によっては昼行性も存在しており、更には人に害のないものから毒ガスを噴射するものまでと様々です。


大きさも中型のものから大型の種を含むオサムシ類と、小型から中型程度の種類が多いゴミムシ類に大別されており、食性は主に肉食性と言われています。


しかしミミズやカタツムリなどの小さな昆虫を捕食する以外にイネ科やアブラナ科などの植物の種子、又は果肉や水分の多い塊根などの植物食を主食とするものも存在するため、雑食性とも言えます。


このようにゴミムシは種類も多いですが、その種によって生態も大きく違うようです。

ゴミムシの種類

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ゴミムシの種類は多く多彩ですが、その中でも主なものとしては、オサムシ類とホソクビゴミムシ類、そしてゴモクムシ類の3種が代表的なものになります。
それぞれを説明すると以下のようになります。

・オサムシ類

ゴミムシは黒色のものが多いですがオサムシ類のゴミムシは、比較的大型で光沢があり美しい昆虫が多く、主にカタツムリやミミズを主食にした肉食系の種が多いです。

代表的なマイマイカブリなどは黒色をしており、腹部から刺激性のある不快な臭液を噴射することが特徴ですが、臭いだけで人体に悪影響を及ぼすほどの毒性はありません。

因みに、オサムシと言う名は手塚治虫さんのペンネームの由来になった事でも知られています。

・ホソクビゴミムシ類

ホソクビゴミムシ類の中には、成虫が植物食なのにその幼虫はカエルなどの喉に寄生する寄生性の種もおり基本的に家屋へ浸入することは少ないとされています。

また、ミイデラゴミムシなどは大きな音と強力なガスをお尻から噴射するため、別名「へっぴり虫」の名を持ち、噴射されるガスの液体は、過酸化水素とヒドロキノンの反応で温度が高くなり約100℃にもなると言われています。

噴射の映像!!

その為、天敵であるカエルにふりかかると火傷を負うほどであり、人間の手にかかった場合は茶色に変色することもある為、迂闊に触れない事が賢明です。

・ゴモクムシ類

ゴモクムシ類の中では、オオゴモクムシやキアシクロゴモクムシなどは代表的であり、どちらも夜行性で飛翔能力があるために街灯などの灯りにつられて集まります。

その為、家の中にも侵入することがあり捕まえようとすると刺激臭のある悪臭を放ちます。



ゴミムシの主な3種をあげて見ましたが、これらの他にも様々な種類が存在しており、それぞれに特徴を持っています。


特にオサムシ類などには光輝く種がいる事から、飼育する人も多いようですよ。

ゴミムシの発生源

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多くのゴミムシは庭の落ち葉の下や床下のような湿気の多い場所を好み、ゴミ溜めや堆肥、又は石の下などに生息するミミズや小昆虫を食べて生活しています。


また、刈り草の下などでも見られる種もおりカタツムリやカミキリムシなどを捕食する種もいる為、草木の生い茂る場所でも発見される事があります。


しかし、基本的には屋外で発生することが多く屋内にはあまり侵入しないものですが、飛翔するゴミムシなどは灯りにつられて家の中に侵入し湿気の多い場所で発生することもあるため、注意が必要です。

大量発生で考えられる原因

多くのゴミムシは翅が退化し歩行生活に適応している為、地表を歩き回りながら餌などを捕食し、エサがなくなると移動すると言う生活になります。


そのため、エサが豊富にある場所にはゴミムシも集まりやすく、特に夜行性で飛翔性のある種は、夜間灯りにつられて集まる事が確認されています。


しかもその場所に隠れる場所があれば長く居つく事にもなり繁殖をして大量発生する事が考えられます。


不快なゴミムシが沢山集まると言う事はゴミムシにとって棲みよい環境にあると言えるため、大量発生を防ぐにはその環境を作らない事が一番です。


風通しを良くして落ち葉などは速めに取り払い、生ゴミなどは蓋付きの入れ物に入れてしっかり蓋をする事が良いでしょう。


また、殺虫剤などを集まりやすい場所にスプレイして寄せ付けないようにしましょう。

まとめ

ゴミムシ 種類 大量発生 生態 原因 発生源 



ゴミムシは私たちが普通に見ているほど生活の中ではありふれた昆虫ですが、屋内に侵入する種が少ないと言ってもゴキブリ同様、発生源が不衛生な場所であり、生ゴミや堆肥などに集まる小昆虫を捕食して生きています。


このゴミムシが玄関や湿気の多い場所に大発生する場合は、こまめな清掃を行う必要があると言えます。


また、ゴミムシの種類は多く、それぞれに生態などの違いもある事から、特徴をしっかり把握しておくことも大切ですよね。


特にゴミムシの中には毒ガスを噴射する種もいる為、注意が必要です。


以上、ゴミムシの種類!大量発生の原因や発生源、またその生態について解説でした。


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