気温が上昇し春を感じるようになると、衣類をはじめ布団や毛布なども洗濯をしてしまおうと思われる方がほとんどだと思います。
しかし布団をそっくり自宅で洗うのは無理なのでは? と思っている方、実は最近の家庭用洗濯機でも洗うことができるのです!
今までクリーニングに出していた方、布団を持ち出してまた取りに行くのも大変ですよね。
車で運んでくれたとしてもご自身の都合通りにいかないこともあります。
自宅で洗えるのだとしたら、どうやってそれを確認すればよいのでしょうか。
洗剤は普通の洗剤で大丈夫なのでしょうか。
自宅で洗えるのなら、どれくらいの頻度で洗濯をすればよいのでしょうか。
自宅で洗えるのなら……としたときに出てくる疑問などをまとめて解説していこうと思います!
目次
自宅で洗えるかどうかの確認はどうしたらよい?
自宅で洗えるかどうかを確認するには、洗いたい羽毛布団についているタグを確認します。
洗濯表示マークが描かれていると思いますので、それで可否確認ができます。
自宅で洗濯できる場合は、洗濯機のマークか手洗いのマークが表示されています。
洗えない場合のマークは手洗いマークにバツ印がつけられていたり、ドライマークが描かれています。
洗えない場合はどうする?
上記の洗えないマークが表示されていた場合は自宅での洗濯を諦め、クリーニングにお願いする方法になります。
料金は5000円前後とお高めですが、毎年お願いする必要もないので、数年に1度と考えればお安いのではないでしょうか。
ちなみに、数年に1度の割合は4~5年に1度程度です。
また弾力がなくなったような感じがした場合、数年以上使用している場合などはリフォームをお願いするという方法があります。
ただこちらのリフォームが使えるのは期間があるようなので、ご注意してください。
価格は1万円~3万円程度です。
あまり古い羽毛布団はリフォーム対象外のようです。使用年数はだいたい15年以上らしいです。
リフォームに関しては、使用している羽毛布団が高級品であれば一定年数経過したら1度リフォームをお願いするのもありかと思います。
しかし昨今は比較的安価なものもありますので、数年単位で買い替えるという方法もあるのではないかと感じます。
自宅で羽毛布団を洗濯する方法
それではいよいよ自宅で羽毛布団を洗濯する方法をお教えいたしますね!
タグのマークを思い出してください。
洗濯機のマークがあれば洗濯機で、水洗いマークなら水洗いとなります。
(1)洗濯機
洗濯機マークがついていたら、洗濯機で洗ってみましょう。
まず洗濯機の中に羽毛布団が入るのかを確認します。
入りそうなら、洗う布団を折りたたみます。
洗濯ネットに入れるとよいのですが、もしない場合はいらないストッキングなどで折りたたんだ布団が広がらないように縛るとよいでしょう。
まず洗濯機の中に水を入れ洗剤をしっかりと溶かします。その中に布団を入れて「布団コース」を選択して洗います。
洗濯機の種類によっては「大物コース」しか選択できない場合もありますので、その時はこちらを選びましょう。
大物洗濯物のネットの入れ方やたたみ方♪
(2)浴槽
手洗いマークがついていたら洗濯機では洗えませんので、浴槽を使って手洗いをします。
少し温めの湯を張った浴槽の中に洗剤を溶かし、折りたたんだ布団をゆっくりと入れていきます。
用意する湯は、折りたたんだ布団が浸かるくらいで大丈夫です。
布団が湯に使ったら、軽く踏み洗いをします。
強く踏んでしまうと布団の中の羽毛が傷んでしまうので、優しく踏むようにしましょう。
次に布団を脱水します。この時、洗濯機の中に布団が入るようでしたら、洗濯機の脱水機能を使用しましょう。
ただし濯ぎは浴槽で行います。濯ぎも温めのお湯を使います。
濯ぎと脱水を2~3回ほど繰り返していただきます。最後の脱水はしっかりと水分を取り除きましょう。
羽毛布団を浴室で洗った結果、、お湯の色が変色^^;
おすすめ洗剤・柔軟剤は?
おしゃれ着用の中性洗剤がオススメです。
エマール おしゃれ着用洗剤
こちらは価格も250円前後とかなりリーズナブルです。
いろいろあって迷うようでしたら、こちらをオススメします。
サンスター ドライアップ
柔軟剤と抗菌成分が配合されたおしゃれ着用洗剤で価格は450円前後です。
柔軟剤選びにも迷ったら、洗剤の中に配合されているこちらがオススメです。
ボールド 香りのおしゃれ着洗剤
こちらは柔軟剤入りに加え洗濯ジワ防止効果もあります。
価格も230円前後とすでに挙げた2つよりもリーズナブル設定!
個人的にはボールドがかなりオススメです。洗濯ジワ防止は感涙ものですよ!
どのくらいの頻度で洗濯する?
自宅で羽毛布団が洗濯できるのなら、その頻度はどれくらいが妥当なのでしょうか。
毎年洗った方がいいのでは? と思いますよね……
実は明確な期間はないようです。
クリーニングは4~5年単位でとなっていますが、自宅で洗濯する場合は必要に応じて……という感じでよいでしょう。
可能なら1年に1度の方がカビやダニ防止にはなるようです。
水分を吸収した布団を干すのがやや大変そうですが、家族の協力を得て1年に1度くらいは洗濯したいものですね。
羽毛布団をしっかり乾燥させる方法
しっかりと脱水、水分を取ることからはじまり、布団の洗濯は朝早くに行うことで、日照時間をふんだんに使って乾燥させることができます。
布団をしっかり乾燥させるには48時間くらいかかると言われています。
天気予報などで天候の良い日、湿度が低い日、日照時間などを確認して、2~3日間確実に晴れる日を狙って洗濯をして干すのがよいでしょう。
広げて干せるくらいの広さがあるようでしたら、手すりや竿にかけるように干すのではなく、広げて干した方がより早く乾燥します。
洗濯の準備から干し方まで詳しく解説されています♪
自宅で羽毛布団を洗濯する際に気をつけることは?
乾燥が不十分だとカビ発生を促してしまいますので、しっかり乾燥させることを徹底しましょう。
また春先に洗濯をするよりは梅雨があけた夏場の方が日照時間も長いのでオススメです。
まとめ
今回自宅での洗濯方法を紹介しておいてあれですが、筆者は、一時自宅で布団を丸洗いしていたのですが、最近はコインランドリーを愛用しております。
というのも、自宅で洗濯はできてもしっかりと乾燥するのが難しいからです。
乾燥機でもあればよいのですが、我が家にはそれがないので……
コインランドリーの乾燥機は自宅用のよりも大きくしっかり中まで乾燥してくれるので大助かりです。
羽毛布団をコインランドリーで洗濯する方法
しかも一度に3枚くらいまで一気に洗濯もできるので、家族分を一気に片付けてしまいたい時などは、コインランドリーでの洗濯をオススメします。
しかし、料金的なこともありますので一概にこちらがいいとも言えないのですが……
生乾きはカビのほかにも匂いが残ったりしてとても不快ですよね!せっかく時間と手間をかけて洗うのですから、しっかりと乾かしたいものです。
以上、自宅で羽毛布団を洗濯できるのか……などについてでした^^