役不足 逆 使い方 対義語



日本ではビジネス上良く使う言葉として相手に敬意を表す為にへりくだった言い方をする謙譲語や相手を立てる言い方の尊敬語を使い分けながら円滑に進める場合が多いです。


また、日常的な会話の中では謙遜の意をこめた表現法が多く使われる事があり、中でも「役不足」と言う言葉は自分をへりくだった意味として使う人もいるようです。。。

しかし、これが大きな間違いだと言う事をご存知でしたか?


今回は、役不足の逆の意味は?また、類義語やその他の対義語についても解説いたします。

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役不足の意味・使い方

日本語の謙遜と言う表現は美徳と考えられる事が多く、日本人は日常会話の中で使っている事が多いですよね。

しかし、中には間違った意味で使われている事もある為、しっかり把握しておくことは大切です。


例えば、役不足と言う言葉がありますが、多くの人は自分を謙遜する意味で使っている事があります。

しかし、文字で考えてみると「役」が「不足」するの意味ですから、自分にとって使った場合は自信過剰にもとられがちな言葉になります。


重要な仕事を任された時に「自分には役不足ですからお断りいたします」と言った場合、「自分にとってこの仕事は簡単で軽い為、断りたい」と言う意味になり、自分はもっとクオリティーの高い仕事ができると言う自信過剰な意味合いを含んだ言葉で受け止められてしまいがちです。

この場合、謙遜して言うなら、「自分にとってこの仕事は力不足である為、お引き受けすることができません・・・」と言うのが正解であり、相手に使う場合は、「仕事のできるO○さんには、この仕事は役不足だと思いますが宜しくお願いします」となります。


つまり、役不足の意味は自分の力量に比べて役割が不相応に軽い事を意味しており、相手に使った場合は褒め言葉の意味になると言えます。

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役不足の類義語

役不足 逆 使い方 対義語



日本語には意味合いは同じでも言葉としては全く違った呼び方をするものが多く、これらを類義語と呼んでいます。

役不足の類義語は、「自分には物足りなくて不満」の意味の言葉になる為、それらを挙げると以下のようになります。

不服、不満足、不十分、朝飯前、楽勝だ、相手にならない、大したことがない、敵にならない、不平、馬鹿馬鹿しい、文句、物足りないなど等があります。

役不足は誤用が多い?

役不足と言う言葉は誤用の御三家の一つとも呼ばれていました。

もともとこの言葉は、芝居の用語でもあり役者の格に比べて割り当てられた役が軽すぎる事を指しており、これが転じて現代でも当人の力量に比べて役割が軽いと言う意味合いで使われるようになったとされています。

しかし、実際はほとんどが正反対の意味でつかわれる事が多く謙遜の意味としては間違って使っている人が多いようです。

その為、力不足と役不足の二つの言葉は、誤用の多い言葉として代表的であり、本来の意味はまったく逆になります。


例えば、「私では、その商談に行くには役不足ですが精一杯頑張ってきます」

と言うように能力不足の意味として使われる事が多いですが、


正しくは「私では、その商談に行くには力不足ですが、頑張って行ってきます」

と言うのが正解であり、二つの意味を取り違えて使っている事が多いです。


つまり、力不足とは与えられた役目を果たすだけの力がない事を意味し、役不足は、その役目以上に自分には力がある事を意味してしまいます。

使い方を間違えると思わぬトラブルも引き起こしかねない為、注意が必要ですね。

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役不足の逆は?

役不足 逆 使い方 対義語



上記の「力不足」が逆の意味で使われることが多いでしょう。

仕事上で、「この仕事は君にとって役不足かもしれないけどなんとか仕上げて欲しい・・・」と言う場合、自分にとって使った場合は傲慢で自信家にもとられる言葉が、逆に相手に使う事で尊敬の意味合いを持つ言葉にもなります。

このように、使い方次第では全く逆の意味をもつ場合もある為、日本語の難しさと言う物を改めて痛感した思いです。

その他の対義語は?

次に、役不足の対義語になりますが、対義語とは言葉の意味がお互いに対照的だったり、正反対の意味をもつものとして知られています。

例えば、役不足のもつ意味と正反対の意味では、自分に与えられた仕事や役目が自分には重荷となるような言葉になり、難しいとか荷が重い、大役過ぎる、分不相応、重責のような言葉があります。

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まとめ

役不足 逆 使い方 対義語



役不足に限らず、私たちは正しいと思い込んで間違った使い方をしている言葉はたくさんありますよね。

また、類義語や対義語などの数も多く、改めて日本語の難しさと言うものを実感しましたが、多くの文字を読むと言う事で正しい日本語の使い方が身に付く物と思っています。


やはり多くの知識を文字で詰め込むよりも、実践が一番の力になると信じています。

そんな事から毎日、新聞に目を通す事は大切だと言えます。


以上、役不足の逆の意味は?また類義語やその他の対義語についての解説でした。


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