車を持っている人、車によく乗る人なら、幾度となく見たことがあると思います。
車庫証明や車検シールが綺麗に剥がされていない状態のものを……!
とくに中古車などで見かけることが多いのでは……と思っています。
なぜ車庫証明や車検シールは剥がし残しができてしまうのでしょうか。
普通のシール剥がしの液体を使っても無理なのでしょうか。
それとも、元の持ち主があまり気にしていない結果なのでしょうか。
だとしても、中古として売るなら綺麗に剥がしますよね……
そう考えるととても謎です。
そこで今回は、この車庫証明や車検シールがなぜ綺麗に剥がれないのか、その理由を探りたいと思います。
またそんな車庫証明や車検シールを綺麗に剥がす方法があるのかないのか。
あるとしたらどんな方法なのか、その辺りも探りたいと思います。
目次
シールがはがれにくいのはなぜ?
車庫証明や車検シールはなぜ剥がれにくいのか……
単純に考えると、簡単に剥がれてしまっては困るからなのではないでしょうか。
しかし、そんな単純な答えでよいのでしょうか。
そこで、少し探ってみた結果なのですが――
実は剥がれにくくなるよう、強力な粘着力があるものを使用しているかららしいのてす。
簡単に剥がれないよう、ステッカーの上から透明のシールを貼っていることもあると思います。
そのため、ちょっとやそっとのことでは剥がれないことになっているのですが、車ってだいたい外を走りますね。
晴れた日、雨の日、寒暖のある日など、少しずつ時間をかけそのシールを劣化させていきます。
すると端の方から剥がれたり、シールそのものが色あせてしまったり、貼りついていたいのか剥がれたいのかわからない状態になります。
そのまま放置する人もいるでしょうし、見た目的に汚いので剥がしてしまおうとする人もいると思います。
しかし劣化してしまったシールはなかなか綺麗には剥がせず、もともと剥がれないよう協力粘着力のあるシールを使っているため、余計に剥がれにくくなってしまっているのです。
劣化したシールが綺麗に剥がせない経験に関しては、子供が壁やタンスなどに貼ったシールが上手く剥がせなくなったという経験をしていると、よくわかると思います。
子供が使うシール程度なら、シール剥がしの液体や除光液で剥がすことができますよね。
では、車庫証明や車検シールの時はどうしたらいいのでしょうか。
車庫証明や車検シールをきれいに剥がす方法
まず、はじめに言っておきますが、車検のシールを剥がしてはいけません。
そのシールを剥がしたい時の多くは、中古車を買った時ではないでしょうか。
中途半端に剥がされたシールほど汚らしいものはありませんよね!
では、そんなシールを剥がすにはどうしたらよいのでしょうか。
どこに貼られたのか、まず場所が大事です。
車庫証明や車検シールならガラスに貼られていると思いますので、ここではガラスに貼ったシールを剥がすには……に重点を置きます。
方法はいくつかあり、シールを剥がすといえばシール剥がしの液体や除光液もしっかり剥がすことができます。
でも、男性で除光液を常備しているのは難しいかもしれません。
専用の液体の購入もできれば抑えたい、そんな時はお湯やドライヤーを使うことで剥がすことができます。
ではまず、お湯を使った剥がし方から説明します。
手順1 お湯を沸かします(熱湯は危険なのでそれより低い温度)
手順2 お湯をシールの部分にかけて放置します。
手順3 すると熱で粘着部分が柔らかくなり剥がしやすくなります。
続いてドライヤーを使った剥がし方です。
手順1 剥がしたいシールの部分にドライヤーの熱を当てます。
手順2 しばらく当てていると熱により粘着部分が柔らかくなり剥がしやすくなります。
手順3 焦らずゆっくり端から剥がしていきます。
手順4 冷めると粘着部分が固まってしまうので、そうなってしまったらまた温めてください。
参考にどうぞ!!
剥がす際の注意点
焦らないことです。
イライラしながら剥がすと途切れ途切れになり余計に汚くなります。
またガラスに引っ掻きキズのようなものを作らないためにも、尖った道具などは使わないことです。
車を買う際、貼らなくてもいいシールならなるべく貼らないでほしいとお願いするのも、余計な手間を省くことになります。
まとめ
シールを剥がす時、筆者はなんでも除光液を使います。
大概のものは剥がれるので、除光液の常備は欠かせないです。
しかしドライヤーで剥がすことができるなら、除光液以上に使い勝手がよいかもしれません。
今度、試してみようと思います。
中古でも車の種類によってはお高いお買い物になります。
そういったものに汚いシールの残骸があるとガッカリしてしまいますよね。
でも、身近なもので剥がせるとわかりましたので、次、そのようなことになりましたら、ぜひひとつでも試してみていただけたらと思います。
よかったらこちらの記事をどうぞ♪
→プラスチックに貼ったシールをきれいに剥がす方法を徹底解説