足をケガした!! 人間生きていれば一度くらいあるかたがおおいのでしょうか?
では、骨折や捻挫などで松葉杖を使ったことがある人はどうでしょう。
自分にない場合、周りではどうでしょう。
病院にいけばよく目にする光景ですが、その外に出てしまえばあまり気にしてみたことがない、という方がほとんどだと思います。
しかし、今までに経験がないからといって、一生無縁でいられるという確証はありません。
なにかの拍子に、年老いて、もしくは家人の誰かが……など、経験するであろう確率は誰にでもあるのです。
慣れない松葉杖に苦労することもあるでしょう。
普段、とくに狭いと感じないところでも、松葉杖を使うことで狭さを実感してしまうこともあるでしょう。
今回は、いつか自身がそういう立場になるかもしれない、もしくは近しい人や同居人がなる可能性もあります。
そんな時、どうしたらいいのだろう……そんな疑問に答えたいと思います。
いざという時のために、ざっくりとでも知識があると便利なこと、助かることがあると思いますので、関係ないや~! と言わず、ぜひ最後まで読んでいただけたらと思います。
目次
松葉杖の由来
さて、松葉杖と当たり前のように言っていますが、松葉杖の由来を考えたことがあるでしょうか。
ほとんどの方はあえてこんなことを考えたりしないと思いますが、ちょっとしたうんちく話程度に覚えてみるのもよいのではないでしょうか。
松葉杖の由来は、松葉杖の形そのものにあります。
文字で説明するのが難しいのですが、簡単かつざっくりと言ってしまえば、英文字の「V」に似てますよね。
実は、この形が松の葉に似ていることから、松葉杖とつけられたようです。松の葉に似ているなと感じた人、凄いですよね。
もしあの杖に名称がなかったと仮定した場合、あの杖を見て「松の葉に似ているね」なんて絶対に思いませんし、そこまで発想がいきませんよ。原点にいた人たちの感性に感服いたします。
松葉杖を家の中で使う工夫
普段住み慣れた家であっても、ケガをしたことで不便を感じたり、便利であるはずの松葉杖を使うことで不便さを感じたという経験の方もいると思います。
そんな時、どんな工夫をされたのでしょうか。
実際に経験した方のお話を聞ければよいのですが、今ではいろいろ情報も飛び交っておりますので、今回はおすすめのカバーと階段での使い方に絞ってご提案をしたいと思います。
・おすすめのカバー
松葉杖を使っている方を観察するというのも失礼ですが、病院ではよく目にするので見てしまうことも多いと思います。
するとなにか気づくことがあると思います。
脇にあたる部分がなんだか違う、ちょっとおしゃれっぽい柄のものもあったりしますよね。
直接触れる場所なので汚れてしまったり、または擦れて痛かったりを避けるためにカバーをつける人も少なくありません。
そこで、おすすめのカバーです。
本音を言えばおそらくお金をかけたくないという人が大多数かと思います。ただでさえ治療費が嵩むのに……と。
ご安心ください、100均グッズですべて解消できます。まず、杖の足の方、外と室内、同じだし汚れが気になるし、フローリングや畳を傷ませたくないなど様々な理由があると思います。
そこでおすすめなので、椅子用の靴下です。
靴下と表現せず脚カバー的な名称になっているかもしれません。続いて脇に触れるクッションの場所、ここは様々なものを活用できそうです。
再利用してみました……と出ているものでは、便座カバーを切って縫い合わせたり、靴下やタオルを巻くというのもありました。そういったもので良ければ、筆者はレッグウォーマーもありかなと思います。
100均グッズでは、タブレットケースを使うというのが斬新で納得な感じでした。
B5サイズのノートパソコンケースでも大丈夫そうです。
ハードタイプではなくソフトタイプを使います。被せてしまうと厚みも出て痛みともサヨナラが実現します。
・階段での使い方
まず昇り方からですが、患部の足と松葉杖をその場に残し、ケガをしていない足を一段上に乗せます。
続いて患部の足と松葉杖を同時にあげ、すでに一段上にあるケガをしていない足と揃えます。
この繰り返しになります。
次は降りる時です。
こちらは患部の足と松葉杖を同時に一段下へとおろし、その後にケガをしていない足を、すでに一段下におろした患部足と松葉杖と揃えます。
この繰り返しです。
歩ける距離を長くする疲れないコツは?
実は、松葉杖を使って長い距離を移動するのは疲れてしまうので、その疲労を抑えるコツとなると、ゆっくり歩くということに限りそうです。早く歩こうとすれば焦りが出て余計なケガをしてしまうことに繋がってしまいます。
休み休み、ゆっくりと歩く、これが余計なケガをすることなく疲れも最小限で距離を長く歩くコツといえると思います。
松葉杖を使うと、実は転倒してしまう危険があるそうです。
杖を使っているのに……と思うでしょうが、使い慣れない杖を使っての歩行に足を怪我してるので、普段と勝手が違う、その焦りが転倒に繋がるようです。
まとめ
できることなら松葉杖を使うようなケガはしたくないものです。
しかし老いていけばそうも言っていられないでしょう。
焦らせ無理強いさせ、その結果新たなケガや悪化に繋がる危険性がありますよね。
とくに両手が塞がった状態で歩くというのは、とても怖いはずなのです。
怪我をしていなくても両手に荷物を持って階段の昇り降りは怖く、エスカレーターやエレベーターを探してしまうものです。
松葉杖を使う年代も様々ですが、街中で困っているような雰囲気、横断歩道を青信号の間に渡れそうもないとき、そんな場面をみかけたら声をかけ手を差し伸べたい。
それが当たり前の社会であるといいなと思います。
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