接着剤は一般的なのりより効率よくくっついたり、様々な用途別のものが出ていたりしてとても便利な品です。
しかし便利で即効性があり、くっつく威力が強い分、ついうっかり指についてしまったり、焦って素手で接着部分に触れしまったりと、うっかり行動を経験した人も多いと思います。
瞬間接着剤に至っては、手につくとこのまま指がくっついたままかも! と焦りを通り越し恐怖を感じた人もいるのではないでしょうか。
今回は、とても便利な接着剤だけど、ついうっかり指についてしまった時はどうしたらいいのでろう……その疑問にお応えしたいと思います。
これさえ知ればもう安心。
うっかり指についてしまった接着剤も、焦ることなく剥がすことができます。
では、その方法とはどんなものなのでしょう。項目ごとにまとめてみました。
目次
接着剤が指についた!
取り扱い説明も読み、注意事項もしっかりと把握、いざ使用……ところがうっかり手についてしまったり、焦ってつけてしまったりと、その時の理由は様々です。
しかし指についてしまったという結果は同じですよね。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか。
指同士がくっついて一生このままなのだろうか。
それを避けるためにも力任せに剥がした方がいいのだろうか。
そんな考えが横切ると思いますが、第一に焦りは禁物です。
また力任せに剥がすなんてことはやめましょう。
強力な接着剤、瞬間的にくっつく接着剤ほど、焦っても意味がないからです。
それより、焦ってよけいなことをして傷めなくてもいい皮膚を傷めてしまう可能性があります。
指にくっついてしまったという時は、焦らずとりあえず40度くらいのお湯を用意しましょう。
そのお湯についてしまった指をつけて揉むようにしながらついた接着剤を剥がしていきます。
その方法!
要領としては、剥がすというよりは溶かすといった感じです。
根気のいることですが、何十分かかるかわかりませんが、繰り返すことで接着部分が剥がれていきます。
そんな根気のいるようなことはしたくない、そんな時は……次の項目を試してください。
除光液は剥がすのに効果的?
女性ならひとつくらいは常備していると思われる除光液が、実は効果的らしいのです。
なんでも除光液に含まれるアセトンという成分が、接着剤に触れると化学変化を起こして剥がれていくというのです。
方法はとても簡単で、コットンなどに除光液を湿らせ、接着部分にしみこませていくだけです。
とても簡単ですので、なにかの時のために常備しておくとよいと思います。
100円ショップでも購入できます。
しかし簡単ではありますが、デメリットもあります。
除光液を使ったことがある人ならわかると思いますが、これはやりすぎると肌荒れを起こしやすいのですよね。
肌アレルギーや弱い人は直接肌に触れさせるのは控えた方がよいと思います。
かなり簡単にとれますね!
また、肌が弱くて除光液は無理という方は、接着剤がついてしまった時にはがす液体がちゃんとありますので、そちらを使ってみることをお勧めいたします。
接着はがし液という名称で検索をするといろいろ出てきます。
選び方は接着剤の用途によって違ってきます。
ここでは接着剤、いわゆる瞬間接着剤の類にオススメのはがし液をご紹介します。
さきの除光液でもご説明しましたが、アセトンという成分が入っていれば、ほぼ効果があります。
ひとつめは、セメダインから出ている瞬間接着剤はがしブリスターです。
ペンタイプでノック式のため、指先などにとても使いやすい仕様になっています。
もうひとつはアロンはがしです。
こちらはアセトン成分を主流としたはがし液で、とにかく即効性があります。
じっくりゆっくり根気よくなんてやっていられないという方は、こちらをお試しください。
他におすすめの方法はある?
指についてしまった時は、お湯か除光液が主流のようです。
はがし液ももちろん主流なのですが、常備している率が低いですよね。
ほかに、衣服についてしまった時の方法をご紹介したいと思います。
衣類も基本はアセトンを使った剥がし方なのですが、指と違うのはアセトンの原液を使用するというものです。
除光液はあってもアセトンの原液なんて常備していませんよね。
そんな時はアイロンを使います。
ついてしまった箇所をガーゼで挟み、その上からアイロンをかけます。
熱で溶かす方法ですね。
指と同じく、衣服に付けてしまうこともあると思いますので、その時に試してみてください。
まとめ
除光液はなかなか万能というイメージが筆者にはあり、指についた接着剤にも有効なのか、やっぱりすごいな~とあらためて感心してしまいました。
反面、40度ほどのお湯でも剥がれるというのには意外でした。
とはいえ、かなり根気がいりそうなので、もしうっかりつけてしまったら除光液で試してみたいと思います。
最近は瞬間接着剤といってもいろんな種類があり、悩みますよね。
とにかく早くくっついて、強力で持続力があるものがいいと思ってしまいます。
実はそこに用途別というのが必要になるのですよね。
瞬間接着剤でもゴムに特化していたり、貴金属に特化していたりと様々です。
それによってはがし液もいろいろあるようで、それぞれ揃えていたら大変な数になりそうです。
接着剤を使用する時は、やはり落ち着いて取り組むのが大事ですね。
よかったらこちらの記事をどうぞ♪
→クラフトテープとガムテープの違いや剥がし方を解説