メヒシバという草を知っているでしょうか。
名称は知らなくても、とても身近に生えている草なので、絶対に目にしていると思います。
このメヒシバは、コンクリートの隙間に土があればそこからでも育っていきます。
どんな草かというと、細い穂のようなものを数本、放射状に伸ばしている草です。
なんとなくイメージできたでしょうか。
一年中生えていますし、少しでも気を許すと庭先にも生えていると思います。
さて、そんなメヒシバはオヒシバと似ていて間違いやすいそうです。
どういったとろが似ているのか、違いはどんなことなのかもまとめたいと思います。
さらに、年中生えるこのメヒシバを駆除したい! という人のために、駆除方法もご紹介したいと思います。
目次
メヒシバの特徴
メヒシバはメイジワともいわれることがあるようですが、ここではメヒシバで統一したいと思います。
メヒシバの葉は長細い円形で8~20センチと大きさに幅があります。
メヒシバの高さも成長過程の差があるのか、30~70センチと幅があります。
生えた場所など、環境で左右されるのでしょうか。
花茎の先端は穂のようになり、束になって成長をしていきますが、次第にばらけていき8本くらいになります。
日当たりのいい場所に生え、日本全土で見ることができます。
場所も庭や芝の合間に限らず、道端など至るところに生え育っていきます。
幅広い地域で育つため、変異することもあるようですが、どこの場所でどのように変異したかなど、詳細の把握は掴めていないとのことです。
日本全土、くまなく捜索して確認していく作業は難しいのでしょうが、どんな感じに変異したのか、気になりますね。
メヒシバには類似したもの、近縁種が存在します。
類似したものの代表がオヒシバ、近縁種ではコメヒシバやアキメヒシバなどがあります。
メヒシバとオヒシバの違い
メヒシバとオヒシバはとても似ているとされています。
ではどのように似ていて、どこが違うのか、そのあたりをまとめてみますね。
同じイネ科ということもあり、パッと見ただけでは同じにしか見えませんが、それぞれを並べてみると、格段に違いがわかります。
見分けやすいのは穂ではないでしょうか。
オヒシバは平べったく太さを感じますが、メヒシバは細く丸みがあるような見えます。
メヒシバの穂が細いのは、茎の太さも関係しているようで、オヒシバと茎の太さを比べると明らかに違います。
オヒシバの茎の方が太いので、図太い雑草魂を感じます。
駆除・防除方法
一年中生えるメヒシバとオヒシバ、駆除も一苦労です。
オヒシバの場合は冬場は枯れるそうですが、枯れたからといって放置しても春がくればメヒシバより強敵な存在になります。
ひとつひとつ手作業で草取りも、夏場などはしんどいだけです。
サクッと簡単に駆除できたらしたいねのですよね!
イネ科の雑草に効果がある除草剤を使うのが一般的のようです。
芝生に被害が及ばない除草剤であることもしっかり確認しましょう。
使用する除草剤は、アージランがよさそうです。
やり方としては芝刈りをする前に実施した方が効果があるようです。
芝刈りが終わった後、刈り残した草に使用してもあまり効果はないようです。
刈り残しが気になるようでしたら、根元からしっかりと手で抜いたほうがよいかもしれません。
駆除方法を動画で解説♪
メヒシバやオヒシバのアレルギーはある?
雑草アレルギーの症状は、春になると花粉症で悩まされる症状とほぼ同じです。
風邪でもないのにくしゃみが止まらない、鼻水がでるなどの症状が気になったら、雑草アレルギーを疑ってみるのもよいかもしれません。
雑草アレルギーを引き起こすのは、メヒシバやオヒシバなどのイネ科の雑草です。
薬の投与で抑えることもできますが、問題の雑草を駆除することで改善できますので、自宅の庭に生えているようなら駆除してしまいしまょう。
街中を歩いていても生えている雑草なので、すべてを駆除しつくすのは無理があります。
そういった場合は上手く薬を使ったり体質改善を試してみたりするのがよいと思います。
メヒシバの種子は販売されている?
メヒシバとしてではなく、猫草として売られています。
ペットシッョプにいくと食べられる草(食べるといっても人ではなく猫や犬です)の苗が売られています。
育成キットとしても売られているので、アレルギーやガーデニングなどをされている方には厄介な存在ですが、ペットを飼育している方にとってはなくてはならない存在といってもいいでしょう。
ちなみに、この猫草ですが、絶対食べる! というわけでもなく、個体差もあります。
我が家でも試してみましたが、一瞬興味は示すものの、それだけで終わりました……
まとめ
雑草と言えばこれです、これ!
でも名前まではしりませんでした。
さらに、同じと思っていたら違っていたんですね……
確かによく見比べれば違いがはっきりしていました~!
先月、芝刈りがあったのに、その後にょきにょきと顔をだし、今では芝生を差し置いて我が物顔で増殖中です。
雑草が増えると虫も寄ってくるので、夏場はちょっとしたバトル感覚です。
草むしりした場所に再び芽をだされると、「ウッキーーーッ!」となる、そんな状況、ご経験ある方も多いのではないでしょうか。
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