印鑑 印章 印影 ハンコ 違い



ここ数年で以前よりだいぶ身近に感じる様になったものが1つあります。

それは「はんこ」です。


一昔前と比べるとネット通販が非常に便利になり、ついつい「ポチッ」てしまう事って結構ありませんか?

某通販サイトだと全品送料無料で送ってくれたりするので、日用品やその他諸々ついつい購入してしまいます。

その流れで荷物を受け取る時に「はんこ」を使う訳ですが、つい先日もふと思った訳ですよ、「はんこの使用率高いな」と。


まあ何気なく使う(慎重に押さなくてはいけない場合もありますが)はんこですが、色んな呼び方がある事に気付きませんか?

それは「印鑑」であったり「印章」なんて言葉を聞いた事があるかと思います。

そもそも「印鑑」と「印章」って同じ意味なのでしょうか?

はたまた何か違いがあるのでしょうか?


今回はその点を含め、「印鑑」「印章」「印影」や「はんこ」についての違い等をお伝えしていきます。

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目次

【印章】とは?

まず最初に印章について説明していきましょう。

印章って言い方は余り耳馴染みが無いかも知れませんね。

どっちかって言うと印章よりかは、はんこや印鑑の方が耳にするシーンは多いかと思います。


それでは印章について説明しますと、簡潔に記載するとはんこの事を指します。

なんか凄くサラッと書いてしまった感はありますが、一般的にははんこと呼ぶ事の方が多いですよね。

印章と言う言い方は主に「はんこ屋さん」が使っていそうなイメージがあります。


従って「印章とは?」と言う問いに対する答えは「はんこと同じ」と言う答えになります。

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【印鑑】と【印章】の違いは?

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では次は「印鑑」と「印章」の違いについてみていきましょう。

「印章」については上記項目で説明したのでここではまず、「印鑑」とは?という部分から説明していきましょう。


「印鑑」と言うワードは普段からよく聞いたり使ったりしているので馴染み深いワードでは無いでしょうか?

宅配業者さんも「ここに印鑑を押して下さい」ってよく言いますよね?

何となくは理解していそうな物ですが、一応「印鑑」と言う言葉について調べてみると下記の様な感じになります。


印鑑とは「紙や書類に押印した際に残る名前や絵の事を指す」、とあります。


・・・、ここでお気付きかと思いますが「印鑑=はんこ」では無い、という事が文章から読み取れるかと思います。

普段何気なく聞いたり使ったりしている、「ここに印鑑を押して下さい」や「印鑑持って来て」と言う使い方は間違えている、と言う事が言えますね。


まあ厳密に言うと間違えている、と言う事になりますが世間一般的には「印鑑=はんこ」と言う認識で通じるので問題無いかとは思いますけどね。

ただ、違いを説明するとなるとそれぞれ上記の様な意味があり、違いがあります。

【印影】との違い

そしてここでは「印影」と言うワードについて説明していきましょう。

正直「印影」ってワードは余り耳馴染みが無いかと思うのでサクッと説明しておきましょう。


先程、印鑑とは紙や書類に押印した際に残る名前や絵の事を指す、と説明しましたがこれらの事を所謂「印影」と呼ぶのです。

もう少し細かく書くと、印影の中でも登録及び届け出が出された(銀行印等)特定の印影の事を「印鑑」と言います。


ここまでのワードを少し整理すると、「印章」は「はんこ」の事。

「印鑑」は紙や書類に押印した際に残る名前や絵の事を指し、それらを「印影」と呼ぶ、と言う流れになりますね。

印影はまあ何となくご理解頂けるかと思いますが、「印鑑」と言うワードが厳密に言うと意味が違うものの、「印鑑=はんこ」と世間一般で認知されている部分があるのでそこが少しややこしくなってしまうのでしょうね。

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はんこやシャチハタとの違い

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さあ最後ははんことシャチハタとの違いをご紹介したいと思いますが、「シャチハタ」って皆さんご存知ですよね?

公的な書類にはんこを押す場合に「シャチハタ不可」なんて言葉を耳にしたり目にしたりする事があったのでは無いでしょうか?

では「シャチハタ」について少しだけ説明しておきましょう。


シャチハタとはそもそも「シヤチハタ株式会社」という会社さんの事です。

そのシヤチハタさんが販売している「インク浸透印」と言う種類のはんこの事を一般的に「シャチハタ」と呼んでいます。

インク浸透印って分かりますよね?朱肉不要でそのままポンと押せるはんこの事です。


厳密に言うとシヤチハタさんが製造・販売しているインク浸透印の正式名称は「Xスタンパー」と言うみたいです。

シヤチハタさん以外が販売されているインク浸透印は「シャチハタ」と呼ばないのですが、一般的には全てのインク浸透印を「シャチハタ」と呼んでいますね。


従いまして、諸々をまとめますとシャチハタとは朱肉不要で押せるインクタイプのはんこの事になります。

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まとめ

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印鑑やはんこについてまとめてみましたが、厳密に言うと意味なんかは違うのですが世間一般では「印鑑=はんこ」と言う認識が強いのでは無いかと思います。

正しく言うと「印章=はんこ」になるのですが、印章って中々使わないですもんね。


例え間違っていても「印鑑」と言う言い方の方が認知度は高いし意味も通じるので問題無いかと思ったりもするんですけどね。

ただ、それぞれの言葉の違いを知ったうえで使い分ける事が出来ればそれはそれでいい事だと思います。

以上、「印鑑」と「印章」の違いは?印影やはんことの違いも解説でした!!


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