フグ 天敵 別名 寿命 プリン体



もうシーズンは終わってしまったので若干季節外れな感は否めませんが、「冬に食べる王道」と言えば何が思い浮かびますか?

所謂、「冬の味覚」と言うやつなんですが、真っ先に思い浮かぶのは「鍋系」だったりしませんか?


鍋って色々種類もあり、食材によって〇〇鍋みたいな感じでバリエーションが豊富ですよね。

その中でも「ふぐ鍋」と言うと毎冬1度は食したい鍋であると私は個人的に思っています。

大阪の方では「てっちり」って言いますよね。

今回はそんな「ふぐ」にかんするアレコレをご紹介していきたいと思います。


ふぐと言えば、「毒を持っている」と言ったイメージが連想されるのではないでしょうか。

その部分と他も含めてご紹介していきましょう。

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目次

フグの毒

フグと言えば「美味しい」と言うイメージを連想すると同時に「毒がある」と思う人が多いかと思います。

フグは「テトロドトキシン」と言う猛毒を持っており、この毒により多くの命が奪われています。

従って、フグを捌くには「フグ調理師免許」「フグ取扱登録者」等と言った免許が必要になります。


都道府県により免許及び資格の取り決めは若干異なってきますが、いずれにせ素人がフグを調理し食すのは非常に危険である事に違いはありません。

そもそも「フグ」と言っても多種存在し、その種類によって毒がある箇所が異なってきます。

つまり、に毒があるのか精巣に毒があるのか、はたまた筋肉なのか、と言った具合にフグの種類によって違ってきます。


そしてこの「テトロドトキシン」と言う毒なんですが、非常に猛毒でこの毒にあたると麻痺症状が起きます。

指先等に痺れを感じ頭痛や嘔吐等を伴う場合もあり、次第に感覚が麻痺し呼吸困難になって死に至る訳です。


まあ、フグを自分で免許を持たず調理して食べようと思う方は少ないとは思いますが、毎年少なからずフグの毒による被害が発生しているのも事実です。

ちなみに全くの余談ですが、フグの毒である「テトロドトキシン」と言う名前がタイトルになっている小説があります。


私が大好きな作家、「黒川博之」さんの「てとろどろきしん」と言うタイトルの小説です。非常に面白いのでご興味ある方は一読頂ければ・・・、関係無い話ですいません!笑

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フグの天敵は?

フグ 天敵 別名 寿命 プリン体



ここで疑問に思う事が出てくるとしたら、「フグは毒があるのであれば天敵は存在するのか?」と言う部分、気になりません?

我々人間もフグの毒で死に至る場合もある訳ですから、同じ海に生息している海洋生物はフグを狙ったりするのですかね?


簡潔に言うとフグの天敵は非常に少ないです。

まあ、他の魚もフグに毒があるのを把握しているのか本能的に察知しているのかは不明ですが狙わないみたいです。

フグの毒に耐性が無いと食べられませんもんね。


耐性を持つ、と言う事は自身も毒を有しているか解毒出来る構造になっているかのどちらかです。

そう、この一文で分かる様に、毒耐性を持つフグなら天敵となり得る訳です。

図式としては小型のフグが大型のフグに捕食される、と言う事になります。なのでフグの天敵はフグ自身である、と言えます。

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フグに別名はある?

フグの別名に関してですが、地域によって若干異なります。

冒頭で「てっちり」と言う呼び方を記載しましたので、これに関して少し補足していきましょう。


ここまででフグには猛毒があると記載してきますが、その毒に「当たる」と死んでしまう為、「鉄砲」と呼ばれていました。

鉄砲も弾に「当たる」と死んでしまいますよね?

所謂、洒落ですよね。


江戸時代にはフグ食禁止令があり、おおっぴらに食す事が出来ないのでこの様な隠語があった訳です。

従って、フグ鍋は「鉄砲のちり鍋」が縮まって「てっちり」となったみたいです。


因みに、フグの刺身も同様に「鉄砲の刺身」が縮まって「てっさ」と呼んでいた模様です。


おいしそうなてっちり☆

フグの寿命は?

フグ 天敵 別名 寿命 プリン体



天敵も少なく長生き出来そうなイメージのフグですが、寿命はどれくらいなのでしょうか?

先程も記載した様にフグと一口にいっても種類が多種存在しているのでそれぞれ異なってきますが、平均した寿命で言うとおよそ10年前後になります。

ちなみにペットショップで売られている様な淡水フグはこのカテゴリーに入れていません。

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フグのプリン体含有量は?

フグのプリン体含有量・・・、この一文だけ見ると「なんのこっちゃ」となる方もいるかも知れないので説明していきましょう。

一応プリン体について簡潔に説明すると、摂取し過ぎると痛風になる危険度が高まる成分です。

ではフグとプリン体が関係している部分と言うのは、そう「白子」です。


フグの白子100gあたり300㎎のプリン体が含まれていると言われています。

プリン体の一日の摂取上限は400㎎と言われています。


フグの白子を100gも一日で食べる事は無いとは思うのですが、危険なのはアルコールとの合わせ技です。

そう、ビールですよね。

ビールもプリン体を含んでいるので呑んで食べていると危険なので気を付けましょう。

まとめ

フグ 天敵 別名 寿命 プリン体



冬の味覚の王様とも言える「フグ」。

ちょっと高級な感じがして中々食べる機会に恵まれない庶民ではありますが、フグの刺身を箸で豪快にすくいあげ一気に食べたいです。


まあ私も小さい頃はギリギリ、バブル期だったのでその頃に何度かフグの刺身を一気食いした記憶が朧気ながらあります。

もう今じゃ絶対出来ないだろうなと思うので昔のいい思い出としてとっておきます。

以上、フグに天敵はいる?別名・寿命・プリン体について解説でした!!


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