ハチクマ スズメバチ 天敵 刺されない



タイトルにもある様にスズメバチと言えば我々人間にとっても脅威となる存在である事は皆さんもご存知ですよね。


とても凶暴で私たちも出来る限り近寄りたくない存在のスズメバチですが、少なからず天敵と言うものが存在しています。


今回はその中の一種でもある「ハチクマ」についてご紹介したいと思います。


皆さんは「ハチクマ」って聞いた事ありますか?


知らない人がこの名前から想像すると、ハチの仲間か何かかな、とか想像しますよね。


ところがどっこい、ハチの仲間とかでは無く鳥類なんですよ。


なんだか名前とのイメージが余り湧いてこない感じがしなくもないですが、その辺りも踏まえてハチクマについて掘り下げていきましょう。

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ハチクマの生態

まずはハチクマの生態からお伝えしていきますが、最初にハチクマの分類から見ていきましょう。


ハチクマはタカ科ハチクマ属に分類される鳥でタカ等の猛禽類の仲間になります。


分布域はユーラシア大陸東部の温帯~亜寒帯の広域に分布しています。


ただハチクマは渡り鳥なので日本にも初夏に繁殖の為に飛来してきます。


概ね日本には6月頃にやってくるのですが、樹上に巣を作り2個程度の卵を産み主にメスが卵を温めます。


約一ヶ月程托卵していると卵から雛が孵化します。


そこからまた約一ヶ月超すると雛は巣立っていきます。


ハチクマの体長ですが、オスがおよそ57㎝でメスが60㎝ちょっと、メスの方が大きい事が分かりますね。


羽を広げたサイズになると約130㎝前後程の大きさになるので飛んでいる所を見る事が出来れば壮観では無いでしょうか?

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ハチクマはスズメバチを食べる?

ハチクマ スズメバチ 天敵 刺されない



この項のタイトルにもある様にハチクマはスズメバチを襲い食べます。


ただ、成虫を捕食するのではなく巣を襲い幼虫等を食べているのです。


このハチを食べる事と見た目が「クマタカ」に似ている事から「ハチクマ」と言う名前の由来になっています。


壊した巣はそのかけらを雛に与えているみたいです。


またよく見掛ける「ハチの巣」を襲うだけでなく、地中に巣をつくるオオスズメバチ等の巣も掘り起こして襲ってしまう暴れっぷりを発揮します。


これはハチクマは他の猛禽類よりも足が太いので地面を掘り起こす事が可能みたいです。


あの獰猛なスズメバチを襲う時点でかなりワイルドな感じが漂いますが、反撃されたりしないのでしょうかね?


その部分に関しては別項でお伝えするとしましょう。


むしゃむしゃ・・・

他の蜂も食べる?

ハチクマはスズメバチ以外の蜂も食べるのでしょうか?


答えを先に書いてしまいますが、割合的には少ないものの他の種類の蜂も食べます。


アシナガバチ類を食べる事もあります。


ただ、ハチクマが食べる餌全体を100%として考えた場合にアシナガバチ類が占める割合は数%程度と割合としては低いです。


余談にはなりますが、一番多いのはスズメバチ類が占める割合は大きいですが、次点となると多いのは「カエル」になります。


ハチクマは蜂しか食べないのでは無く、カエルも捕食しています。


これは一番好むスズメバチの巣が出来上がっていなかったり小さかったりする時に次点であるカエルを食べているみたいですね。


他にもヘビや他の鳥の雛を食べる事もあるみたいですよ。

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刺されないってホント?

ハチクマ スズメバチ 天敵 刺されない



ではハチクマの最大の謎ともいえる、スズメバチを襲っても刺されないのか、と言う点についてみていきましょう。


ハチクマはここまで記載してきた様にスズメバチの巣を襲う訳ですよ。


巣なんで中にはスズメバチがわんさかいる状態です。


スズメバチも自分たちの巣を守る為に必死に反撃する訳なんですが、ハチクマは何食わぬ顔で巣を攻撃し続けます。


スズメバチからしたら「?」状態ですよね。


ご存知の通り、スズメバチは毒針を有している訳ですが、ハチクマに効かない理由は何なのでしょうか?


それは諸説あるものの、どれも正確に断定されている物ではありません。


あくまで全て推測になる、と言う事を踏まえて紹介していきますね。



・ハチクマがスズメバチに刺されない理由

①羽毛が細かく強いので針をブロックする。
②蜂が嫌がる匂いを発する事により刺す程の至近距離に近づけない。
③刺されたとしても毒が効かない




これらが理由として挙げられています。

本当の理由は何なのか?解明が待たれます。

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ハチクマはペットとして飼育出来る?

ハチクマはペット飼育可能か否か、と言う点ですが結論から言うと「ペット」と言う意味合いでは難しいでしょう。


環境庁レッドデータブックにて「準絶滅危惧種」になっています。


絶滅危惧種に該当する生物を飼育するには知識・資格・環境が必要になってきます。


この様な状況を考えると安易に飼育すると言う事は難しいと思った方がいいでしょう。


上記の様に餌もスズメバチですし、渡り鳥でもあるのでペットとして飼育するのではなく眺めるだけの方がいいと思います。

まとめ

ハチクマ スズメバチ 天敵 刺されない



凶暴なスズメバチを主食とするハチクマ。


何故刺されないのかと言う謎は残ったままですが、他の猛禽類と比較するとちょっと特殊な感じがしますね。


何となくのイメージですが、猛禽類と言えばウサギやネズミと言った小動物を捕獲し食べる肉食なイメージがありますが、ハチクマはスズメバチですからね。


我々人間からしたら脅威でしかないスズメバチもハチクマの前では無力化としているのでしょう。


以上、ハチクマがスズメバチの天敵!?刺されないってホント?でした!!



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