ハネカクシ 駆除 刺された 生態



「虫さされ」って言葉がありますが、皆さんも一度は経験している事でしょう。

代表的なもので言えば、「蚊」が思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか。


蚊に刺されるくらいなら少し痒みを伴う程度(嫌なのは嫌ですが)なのですが、人体に対して害をもたらす毒を持った虫に刺されると厄介ですよね。

毒がある虫と言えば「蜂」ですかね、一番思い浮かべやすいのは。


蚊や蜂とかなら認知度は高いのでどんな姿形をしているかは幅広く知られていると思います。

今回ご紹介したいのは上記2種程の認知度が高くは無いが、刺された場合の危険度が高い虫である「ハネカクシ」を紹介したいと思います。


もしこのハネカクシを見つけた場合は注意が必要なので、そこらへんも踏まえて下記より記載していきます。

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目次

ハネカクシの生態

まずハネカクシとは何なのか知る所から始めましょう。

ハネカクシとは分類上、コウチュウ目ハネカクシ科に属する昆虫の総称になります。


従ってハネカクシ科からさらに枝分かれして色んな種類のハネカクシが存在しています。

分布域も広く、世界各地に分布していると言われ種類も数万種存在していると言われています。


日本国内でも約1,000種程存在しているのではないか、と言われているのですが実際の所は詳細な研究がなされていない点と未発見・未分類の種も多数いるのではないか、と言われているので正確な種類数は不明です。

それ程、ハネカクシの種類と言うのは多数存在していると言う事なんですね。

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ハネカクシの発生原因

ハネカクシ 駆除 刺された 生態



ハネカクシの種類により発生原因は異なってくるので一概には言えないのでここでは1種を例にとってご紹介しましょう。

ここで紹介するのは「ヒゲブトハネカクシ類」です。


ヒゲブトハネカクシ類から数種存在していると思われるのですが、細かい分類はされていないので「ヒゲブトハネカクシ類」としてお伝えさせて頂きます。

これらはカビに対して発生するハネカクシで、カビが生えてしまった食品や腐り物、汚泥等に発生します。


多湿でジメっとした所から発生し、上記の様に食品に対しても発生するので不快害虫とされています。

体長は1㎝以下の数㎜程度で黒褐色系の色をしており、若干見た目は気持ち悪いです。

ハネカクシの主な種類

ここでは代表的なハネカクシの種類をご紹介します。

下記に数種名前を記載していきますね。

①アオバアリガタハネカクシ
②ツマグロムネスジハネカクシ
③オオヒラタハネカクシ
④ハイイロハネカクシ

上記で紹介したのはほんの一部です。

先程も記載した様に種類数は凄く多く、また未発見・未分類の種類も多いであろうと言われているのでまだまだ謎に満ちた種類の虫です。

この中で特に紹介すべき種類は①のアオバアリガタハネカクシになります。

別名「やけど虫」と呼ばれており毒を持っている危険なハネカクシです。

これに関しては下記で改めてご紹介しましょう。

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ハネカクシとアリの関係

ハネカクシ 駆除 刺された 生態



ハネカクシとアリの関係について取り上げられる事がありますが、ここについても少し触れておきましょう。

これはどの様な関係かと言うと、ハネカクシの中で何種類かは「好蟻性昆虫」と呼ばれアリの社会に紛れ込んでいます。


まあ凄く簡単に説明すると、アリの巣に紛れ込んでアリが持ってきた餌を盗み食いするっていう事ですね。

見た目もアリに似ているタイプやアリと同じ匂いをしている物等、色々なタイプのハネカクシがアリの巣の中に潜っています。
生きてく為の知恵ですね。

ハネカクシに刺された時の症状・対策

ではでは、ハネカクシの種類の所で少し触れたアオバアリガタハネカクシについて記載していきましょう。

別名「ヤケド虫」と言われている所以ですが、このアオバアリガタハネカクシの体液に「ペデリン」と言う有毒物質が含まれています。


この「ペデリン」が人間の皮膚に触れてしまうと、炎症やミミズ腫れの様な症状を起こす事から「ヤケド虫」と呼ばれています。

従いまして、このアオバアリガタハネカクシを見つけた場合や体に付着してしまった場合は決して潰してはいけません。


「ペデリン」を含む体液に付着しなければミミズ腫れの様な症状は出ないので、潰さずそっと払いのけましょう。

目に入ってしまった場合は最悪の場合失明の可能性もあるので十分気を付けなくてはいけません。


こいつです!!

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ハネカクシの駆除方法

ハネカクシ 駆除 刺された 生態



アオバアリガタハネカクシを含むハネカクシを駆除したい場合は殺虫剤で噴射すればよいでしょう。

ただ、人間に対して毒を持っているのはアオバアリガタハネカクシ以外は正直な所まだ分かっていません。


また、他の項で紹介したヒゲブトハネカクシ類は毒は無いですが、不快害虫として名を馳せている(?)のでこれらも駆除対象として見られています。

それら以外のハネカクシに関しては日常生活を行うにあたって遭遇する事も少ないと思うのでむやみに駆除するのもどうかと思います。

無益な殺生は避け、本当に自身に危険が陥った時のみ駆除しましょう。

まとめ

ハネカクシ 駆除 刺された 生態



ハネカクシの種類に関してご紹介しましたが、アオバアリガタハネカクシと言う危険なハネカクシには注意が必要です。

私自身も「ヤケド虫」と言う名前は知っていたのですが正式名称等に関しては深く知りませんでした。


私と同じように、何となくは知っているけど刺されたり触れたりしたらどの様な症状になるか朧気にしか分からない人もいるのでは無いでしょうか?

アオバアリガタハネカクシは結構危険なうえに、日本全土に分布しており人家の灯りに飛んでくる事もあるので皆さんも気を付けましょう。

以上、ハネカクシの主な種類!生態・アリとの関係・駆除方法を解説でした!!


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