歴史は好きですか?
ニュースは見ますか?
外交に興味はありますか?
全部イエス!!という方は、少ないですかね?
しかし、歴史は私たちの今を作った大事な失敗と成功、発明と発見の繰り返しです。
エジソンが失敗してもあきらめなかったから電気があります。
徳川家康が江戸幕府を作ったから日本の独特の文化が継承されました。
ただ、歴史の中では言葉の難しいものがあります。
えっ?と思って歴史が苦手になる方もいます。
その中で、同盟という言葉は、耳にしたことはありますか?
目次
同盟の意味
よく耳にする言葉は、同盟国や軍事同盟、などです。
どんな意味があるのでしょう?
同盟とは、何かの目的や利益、考え、思想などが一緒で、団体や国同士が約束して協力することです。
日米同盟、日英同盟という言葉もあります。
同盟の意味は、分かりましたが、実際に国レベルの同盟は、Aという案件には賛成して同盟をくむが、Bと案件には賛同できないなど必ずしもすべての考えや目的が一緒とは言いがたいです。
私たちの人間関係での親友や友達とは、ちょっと意味が違う、デリケートな関係です。
同盟と連合は違う?
では、連合という言葉は?
よく耳にしますね。
そう、第二次世界大戦後にできた「国際連合」は有名です。「国連」と呼ばれていますが、
この連合の意味は、同盟と違うのでしょうか?
連合とは、ある事柄を目的とした2つ以上の団体、組織、グループが1つにまとまること、組織となることです。
その連合の中でも有名なのが国際連合ですが、ほかにも連合は数多く存在します。
連合国や日本経済団体連合会や会社同士で連合を作ることもあります。
連合は、ある目的で作られる組織、同盟は、約束をしてその事柄のことで協力し合うことです。貿易で協力したり、農業で協力したり、するのが同盟です。
言葉で耳にすると、難しいと感じてしまいますね。
協商との違い
では、協商という言葉は耳にしたことはありますか?
これもまた、難しい言葉に聞こえますね。
協商と同盟は、少しの違いです。
同盟は、先にもお話しましたが、あることを中心にした約束や協力のことです。
この同盟は、国家、組織、会社などにおいて公式に文章化されてその取り決めに従います。
しかし、協商は、公式文書などを前提にしない協力関係です。
同盟のような堅苦しさはなく、柔軟性のある関係といえます。ただ、文書規定がないのであいまいで協力体制が弱い部分があります。
盟約との違い
盟約とは、ご存知ですか?同盟や連合、協商と違ってなんだか聞きなれない言葉と感じる方も多いですね。
たしかに、ニュースでも盟約という言葉はあまり聞かないかと思います。
盟約とは、固く誓う約束のことです。
今までの言葉と違って、個人同士、私たちの人間関係においても盟約を交わすことはありますね。
同盟とは違って、盟約もはっきりした公式文書がありません。口約束でも盟約となります。
協商とも違ってかなり曖昧で拘束力のない言葉といえます。
しかも盟約は、固い約束、とのことですが、固い約束がどこまで協力関係になるかは、個人や組織、国によって認識が違うので、何か具体的なプランや目的があり、協力関係を持ちたいときは、同盟が一般的ではないでしょうか?
まとめ
普段、私たちが生活で使うことはない、同盟、連合や協商、盟約ですが、ニュースではよく聞きます。
私たちは直接関係のないことでも、私たちが住んでいる日本が関係していることです。国は、それぞれ貿易をして国の、国民の生活を支えています。
経済活動がある以上、同盟や連合は重要です。
人は1人では生きていけない、という言葉がありますが、国もまた1国では生きていけません。
同盟や連合により、成り立っているのです。
もし、ニュースをゆっくり見る機会がありましたら、難しい言葉にチャンネルを変えたりせず、言葉で理解してみましょう。
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