海は「生命の源」なんて言われたりしますが、生命の起源の話をするとややこし過ぎるので説明できませんが、海は神秘的である事に間違いは無いと思います。
海の面積って地球上の約7割を占めている程、広大なるものなんですよね。
ましてや海に生息している生物の種類数となるとよくわからないくらいの種類数になります。
ある学者さんは1,000万種と言っていたり、かたや18万種だ、と極端に開きがある事から分かる様に実際に数は把握出来ないのでしょう。
その様な部分も含め、海と言うのは神秘性が高いのかも知れません。
今回は海に棲む生物で「深海魚」と言うカテゴリーに括られる魚たちがいますのが、その中で「リュウグウノツカイ」と言う深海魚についてご紹介していきたいと思います。
非常に珍しい深海魚で稀に浜辺に打ち上げられたりするとニュースなんかになる時があるので、それを見た事がある方もいらっしゃるかも知れませんね。
深海魚については未知な部分も多いですが、そういう謎な部分も含めて皆さんにお伝えしたいと思います。
それでは下記よりご覧ください。
目次
リュウグウノツカイの生態
リュウグウノツカイは分類上、アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に分類される種で深海に生息しています。
分布域は大西洋・太平洋・インド洋とかなり広範囲で分布していると言われていますが、如何せん深海魚なので我々の目の前に現れる事は稀です。
また、生態に関しては詳しい部分は謎な所が多く解明されていない事が多いのも事実です。
従って、ある程度分かっている範囲で記載していきますが、今後の解明で相違点が出てくる可能性があるかも知れない点は付け加えておきます。
なんせ、生きて泳いでいる映像や見た事ある人も少ないんですからね。
リュウグウノツカイは細長く銀白色をしています。
赤い鰭をしており、見た目のインパクトは中々なものです。
リュウグウノツカイは深海魚と記載しましたが、深海で漂っている時は普段、垂直状態で生活しており移動時に少し斜めになって移動するみたいです。
そしてリュウグウノツカイには歯がありません。
歯だけでは無く、鱗・鰾もないのです。エサはプランクトン等を食べているので然程、歯の必要が無いのかも知れないですね。
リュウグウノツカイの大きさ
ではここからはリュウグウノツカイの大きさについてみていきましょう。
リュウグウノツカイの平均的なサイズは約3ⅿ前後と言われており、これは硬骨魚類中では現生している中では最大と言われています。
平均サイズが3ⅿですが、中には11ⅿまでの巨大サイズも発見された事があります。
11ⅿともなるとかなりの巨大サイズですよね。
これほどのサイズがあるので海の中で捕食される事は少ないと言われています。
体は左右から押しつぶした様に平たく、細長い。
言うなれば太刀魚のかなり大きい版の様なイメージですかね。
3ⅿでも十分大きいと思いますが、11ⅿともなると見た目のインパクトも相まって恐怖でしかないですよね(笑)
そのサイズが棒立ちで深海の中に立っていると考えてみて下さいよ、中々イメージし辛いですけどインパクト大ですよね。
名前の由来は?
お次はリュウグウノツカイの名前の由来について調べてみましょう。
色々調べてみた所、厳密にハッキリとした由来は分かっていないのが現状みたいです。
漢字で書くと「竜宮の遣い」と書くので竜宮城と何か関係があるのか?とか言われたりするみたいですが、不確かな部分が多い模様です。
まあ、不確かな事を余り書き連ねるのもアレなんで、いずれハッキリと分かればいいですね。
リュウグウノツカイは食べる事が出来る?
不思議な部分が多いリュウグウノツカイですが、これを食べる事は可能なのでしょうか!?
はたまた、食べた事がある人はいるんでしょうかね。
結論から言うと、出現確立が凄く低いのでいつでも食べられる、誰でも食べられる、と言う訳にはいかないですが食べた事がある方はいらっしゃるみたいです。
味に関してはクセや臭みは無く、「美味しい」と言う人もいれば、「イマイチ」と言う人もいるみたいなので、人によりマチマチな部分はあります。
ただ、食べられる機会は滅多に無いと思いますので、もし食べられる機会に恵まれれば是非食べてみて下さい。
佐賀の市場に並んだことがあるようですね!!
見られる水族館は?
リュウグウノツカイを見る事が出来る水族館はあるのでしょうか?
まず最初に補足しておきますと、「生きたまま」と言う前提が付くと限りなく見る事は難しいでしょう。
と言うのも、本来リュウグウノツカイは深海魚なので浜辺に打ち上げられたり漁師さんの網に引っ掛かる事はイレギュラーみたいなもんなんですよ。
ましてや、それを「生きたまま」水族館に運ぶとなると、かなり確率が下がる模様です。
過去に生きたまま展示されたケースもあるみたいなのですが、公開後数時間、場合によっては数十分で死んでしまったみたいです。
現時点で展示されている水族館はあるみたいですが、それは「標本」として展示されていると言う訳ですね。
従って、生きたまま水族館で見られる確率は極めて低確率である、とお伝えしておきます。
カリフォルニアの浅瀬でまさか・・・
まとめ
ある種、神秘的な感じもするリュウグウノツカイですが、結構謎の部分が多い所も神秘的と思う所以かも知れませんね。
深海生物って謎多き部分があるから、知的探求心がくすぐられると言うか、好きな人はどっぷりハマってしまうんでしょね。
生でリュウグウノツカイを見る事は稀だと思いますが、何かの機会で見たり、ましてや食べる機会があれば相当ラッキーなのではないでしょうか!?
以上、リュウグウノツカイは食べれる!?由来・大きさ・生態も解説でした!!
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