カタバミ 実 花 食べる 薬草



カタバミは、ご存知ですか?


日本名は、かがみぐさ、すいば、すずめぐさ、しょっぱぐさなどの名前があります。


カタバミってどんな植物?


カタバミは、クローバーに似ていますが、クローバーとは違います。


ただ、ハート型の形の三つ葉の葉っぱが3枚あり、シロツメクサに代表するクローバーと似ているのがカタバミが属しているカタバミ属です。


ちなみにカタバミの4つ葉はクローバーより確立が低いので出会えたら、ラッキーですね。

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目次

カタバミの分布

日本では、土手や公園、草原や雑草地帯、わき道などいたるところで見られる植物です。


世界で850種類以上いるカタバミですが、日本には180種類以上いるとの情報があります。


日本で見られるカタバミは、ほとんどが黄色い花ですが、ほかにも白い花びらのミヤマカタバミや赤に近いピンクのイモカタバミ、淡い紫色のムラサキカタバミなどがあります。


園芸用に栽培されることもありますが、繁殖能力が高いので、いろいろな場所で増殖していきます。


その繁殖能力の高さから、一度根付くと絶えない、家の守り神として、武士の家紋にも使われています。

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カタバミの時期・由来

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カタバミという名前の由来としては、諸説ありますが、カタバミの葉は、夜になると閉じる特徴があります。


その動きがカタバミの葉っぱが片方欠けているように見えることから、カタバミといわれているという説があります。漢字で「片喰」と書かれたりします。


ほかの説としては、カタバミは「酢漿草」と書きますが、茎や葉がショウ酸という酸味を含んですっぱいことから由来があるという説もあります。


カタバミの開花時期は、5月から10月に黄色い、同じ大きさの花びらを円状に5枚つけます。


茎は地面を這って広がり、短期間で増えていきます。


果実は円柱状で上に向かったように伸びており、種子は1メートル前後に広がって飛び散ります。


カタバミは、雑草です。繁殖能力が高く、駆除が難しいですが、昔からその生命力の高さが縁起のいい植物として、先にお話したように、家紋となったり、金運上昇や子孫繁栄などの意味を表していました。


私たちの生活にかなり影響力のある植物ですね。

10円玉に描かれているのはカタバミ?

では、10円玉をみてください。


10円玉にはリボンで結ばれた葉が描かれています。


そのリボンのような葉は、「常磐木」です。秋に葉を落とすことなく、常に緑の葉を保つ木、永遠の象徴です。


ちなみに常磐木という木は、ありません。モデルは月桂樹、と言われています。


残念ながら、今紹介している、カタバミとはゆかりがありません。

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カタバミの実や花は食べることができる?

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先にご紹介したようにカタバミはショウ酸を含むため、すっぱいです。


ですが、このカタバミ、食べることができるのでしょうか?


世界中に生息しているカタバミです。


消炎、解毒、下痢止め効果などで知られている上にビタミンCが豊富なカタバミは、世界では、英語圏やインドで食べられています。


しかし、日本では、カタバミを食べる、一般的な料理に使う草としての認知は低いです。


すっぱさが敬遠されているかもしれませんが、食べられるので、花や葉っぱをサラダに入れて、彩りにするレシピが紹介されています。


ただ、大量に摂取すると、危険なのであくまでもほどほどにしましょう。


そして、山などに行くとさまざまな植物します。


素人判断では難しい植物もありますので、勝手に食べたりせず、しっかり調べてから調理しましょう。


意外と危険なものもあります。

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皮膚に塗ると薬草になるってほんと?

では、カタバミは皮膚に塗ると薬草になるのでしょうか?


先にお話しましたが、カタバミは消炎効果、解毒効果があります。


そして、薬草としても利用ができます。


カタバミの葉の生汁を毒虫に刺された患部や虫刺されなどに塗ると効果があるそうです。


何も薬がないところで刺されたりしたときに応急処置ができますね。


しかし、クローバーと似ていますので、間違えないように、確認してください。


ネットで写真があります。


クローバーとカタバミ、似ていますが、写真を見ると違いがわかりますので、参考にお調べいただければと思います。


カタバミの種は弾けます♪

まとめ

カタバミ 実 花 食べる 薬草



カタバミは、室町時代から子孫繁栄のシンボルとされています。


古くから日本に存在する植物です。


対して、クローバーは江戸時代後期に入ってきた外来種です。


もちろん、ムラサキのカタバミなども江戸時代に海外から入ってきたものもあります。


カタバミは、ビタミンCもあり、薬草としても活躍する植物です。


ただ、食べ過ぎ、とり過ぎないようにしましょう。


野菜のように体のために食べると言うものではなく、彩りに少し?がちょうどいいです。


自己判断で食べることも危険なので、しっかり調べるか、専門家に相談して食べましょう。



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