方位磁針 方位磁石 違い コンパス 歴史 古い



方位磁石は小学校の授業でも学びますが、小さな丸い盤の中にS極とN極を向いた針があり、この針が現在地の方角を知らせてくれるので子供心に興味を持ったものでした。

現代はカーナビを使う時代なのでこのような方位磁石の必要性は薄れてきましたが、それでも高い山に登る時、又は船で海に出るときなどは必要不可欠なものになります。

調べてみると方位磁針やコンパスとも呼ばれており、それぞれどのような違いがあるのか混乱しそうになりますが、どうやら歴史も古いようです。

今回は、方位磁石と方位磁針とコンパスは同じもの?また、歴史は古い?について解説いたします。

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方位磁石と方位磁針は違うもの?

小学校の理科の実験でS極とN極のある磁石の棒を釘や針などの中に突っ込むと沢山付いてきた記憶があります。

また、砂の中に磁石の棒を突っ込むと砂鉄が沢山付いてくる事から、下敷きなどを使ってよく遊んだりもしました。

更にこれを何度も繰り返す事で釘や針などが磁石と同じ働きをする事を知り驚いたものですが、方位磁石の中で動いている針はこれと同じ原理とも言え、中の針自体も磁石化していると考えられます。

その為、方位磁石も方位磁針も結局は同じものであり、方位を測る為の道具と考えられますが、それぞれを更に詳しくすると以下のようになります。

・方位磁石

方位磁石は、磁石盤とも呼ばれており、磁針を利用して方角を測る道具になります。

地球の持つ磁気や磁場に反応してN極が北方を指し、S極が南方を指すように作られています。

また、方位磁石をコンパスと呼んだ時代もありましたが、現在の学校ではそのような指導は行われていないとされています。

・方位磁針

方位磁針は方角を指す針の事を指しますが、もともとは方位を指示する道具として針状の磁石を使った事が始まりであり、水に浮かべたり、平らな面に置いて方角を測っていました。

現在では、必ずしも針状の磁石ばかりでなく円盤状や球状のものなど様々な形がある為、一括りにして方位磁石とも呼ばれているようです。

方位磁石の使い方

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コンパスは方位磁石と同じもの?

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方角を測る道具としてコンパスなどがありますが、通常ではコンパスと言えば筆記用具にある円を書くための道具のイメージしか思い浮かびませんよね。

しかし、パイレーツオブカリビアンの映画の中で、海賊ジャックスパローが船の方角を知る為に持っていたコンパスと言えばご存知の方は多いと思います。

このようにコンパスは、方位や船の進路などを測る装置の事であり、羅針盤と呼ばれる事が多いですが、使い方は方位磁石と変わらない為、方位磁石言う場合もあります。

その為、コンパスも方位磁石も方位磁針も名前に違いはあれども使い方としては方位を知る道具として何ら変わりはないようです。

ただ、コンパスは別の単語を付ける事でより広く方位を知る事ができるため、船上で使われる事が多く大航海時代には多く使われていたようです。

方位磁石の歴史は古い??

磁石が鉄を引き付ける事は古代から知られており実用化されるまでには様々な技術の変換があったようです。

磁石の元になる磁鉄鉱は、ギリシャのマグネシアと言う街に住む羊飼いが発見したことが発端となり、その石をマグネシアの石と名付けたことが今のマグネットの由来にもなっています。

また、古文書には同じように中国でも鉱石がみつかっており、後の中国三大発明の火薬、紙に次ぐ羅針盤の発見に繋がっています。

そして西欧の方位磁石はこの羅針盤の技術をマルコポーロが持ち帰り航海に実用化したことが始まりとされていますが、当時は磁針をただ水に浮かべただけのものだったので激しく揺れる船の上では正確な方位は測れなかったとされています。

そんな単純な方位磁石が実用化されたのは、1560年にイタリアで揺れる船上でも方位を測る事ができる羅針盤が作られたことにあります・・・が、これも19世紀になると今まで木材で作られた船が鉄や金属に変わった事で正確に測る事ができなくなったようです。

このように様々な変換が繰り返された結果、誤差の生じやすい磁気コンパスの代わりに地球の自転を測定して方位を割り出すジャイロコンパスが用いられるようになり船舶や航空機用にと広く使われるようになったとされています。

長い歴史の中で試行錯誤して生み出された方位磁石も現代では、GPS受信機を使って方位を割り出すものまで登場することになり、技術進歩の発展には凄まじいものを感じますよね。

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狂う事はあるけど原因は?

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方位磁石は鉄製品や磁石、又は落雷などの影響を受けると自差が生じやすくなります。

その為、船舶などではエンジンやモーターなどが原因となり磁気が発生して狂うと言う事はあります。

また、富士山の樹海の一部では方位磁石が役に立たないと言われますが、確かに火山噴火をした際の溶岩は鉄分を多く含んでおり、それが冷えて固まると磁気が発生する為、方位磁石も狂いやすくなります。

このように強い磁気が発生している場所では方位磁石が狂うと言う事がありますが、現代では磁気を帯びている機器は多く、私達の体も何らかの影響を受けている事は確かな事ですよね。

方位磁石を使う事でその磁気を知る事にもなる為、一度部屋の中を調べる事も悪くないかもしれませんよ。

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まとめ

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方位磁石には磁針やコンパスと様々な呼び方がありますが、元々は磁気化した針を水に浮かべただけの簡単なもので方角を測っていたと言われています。

その歴史は古く、ギリシャの羊飼いが磁鉄鉱(磁石)を見つけた後中国でも発見される事になり、3世紀頃から中国で使われた指南魚が方位磁針の始まりと言われています。

その後様々な改良を経て大航海時代が始まったわけですが、現代にいたるまでは様々な変換が成されている事が分かりますよね。

そんな方位磁石は、鉄製品や強い磁石などの強い磁気を放つ場所では狂いやすく、富士山の樹海では一部がどの方位磁石を使っても機能しない場所があると言われています。

しかし、現代では磁気を帯びた製品が多く出回り、私達の体にも少なからずとも影響はあるものと考えられます。

自分の部屋や庭などの磁気を逆に方位磁石で知る事も出来る為、この機会に調べてみてはいかがでしょうか。

以上、方位磁石と方位磁針とコンパスは同じもの?また歴史は古い?についての解説でした。


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