眼帯・・・
と聞くと、目の病気?大丈夫?と心配になりますね。
目の病気は、ウィルス性のものから傷ついたり、理由はさまざまですが、眼帯をするということは、重い病気でしっかり目を守ることが重要な状況と感じますね。
早く治れば、それが何よりです。
ところで、眼帯のルーツとは?
いつから日本では眼帯が生まれたのでしょう?
目次
眼帯の歴史
眼帯でイメージするのは、独眼流政宗、伊達政宗ですね。
戦国武将です。有名なのは、宮城県仙台市の銅像ですね。なぜ、失明したかは、はっきり分かっていませんが、伊達政宗といえば、眼帯です。
眼帯の歴史をたどりますが、起源は、はっきりしていません。
しかし、伊達政宗は眼帯をしていました。宮本武蔵も眼帯をしていた記述があります。
さらに世界では、海賊がはびこる時代に、海賊は、眼帯をしていました。
目の病気と言うより、船の地下室に入るときに、暗闇に慣れている方を使うために、慣れていない目を眼帯で隠していた、という説もあります。
日本では、目を守るためというより、他人が見て驚いたり、嫌がられないように、隠すための手段だったと考えられます。
目の不調時眼帯をつける理由は?
では、今の社会で眼帯を友人がつけていたら?
ちょっとびっくりしますし、真っ先に目の心配しますね。
目は、私たちの視覚です。
視覚機能は、目、ただ1つです。
どの機能も変われません。
昔からのことわざで
百聞は一見に如かず
ということわざがありますね。
一度見ることは、百回聞くことより、理解がはやい、分かる、ということですが、そのくらい私たちが見ると言う行為は、大事です。
だからこそ、大事な目に、眼帯をつけていると、それだけで何か特別な状況を感じるのです。
眼帯を着用する目の不調は、ものもらいや結膜、弱視や斜視などの治療のときです。
ただ、最近は、よっぽどでない限り、医療機関では眼帯の装着を促しません。
眼帯をすることで感染症を引き起こす可能性があるからです。
しかし、目の手術、緑内障や白内障の手術後は、保護のために眼帯をします。そのときは、病院側もしっかり衛生面に気をつけて使用します。
さらに透明眼帯というプラスチック製の眼帯を使う医療機関も増えています。
ガーゼによるムレを防ぐためです。
眼帯をする方が少なくなったのは、このような理由からです。
子供の眼帯着用は、大人より気をつける必要があり、眼帯が子供の視界をさえぎることで、弱視になる可能性があるので、眼帯を使うときは、医療機関に相談することをおすすめします。
眼帯の種類
眼帯で一番、私たちになじみがあるのが、ガーゼタイプの眼帯で目を覆い、紐で耳にかけるタイプです。
薬など塗って外気に触れず、薬の浸透をよくするために眼帯を使うときに便利です。お値段もお手ごろで使い捨てしやすく、清潔を保つために役に立ちます。
最近は、この進化版で紐のない、貼るだけの眼帯も登場しました。
プラスチック製の眼帯もあります。先に話しましたがプラスチック製は通気孔があるのでムレを防ぎます。
光を通さない、遮断タイプもあります。
迷ったら、お近くの薬局やドラッグストアーで専門のスタッフにご相談しましょう。
正しいつけ方ってどうするの?
眼帯は、目を閉じるの?あけたままでも大丈夫?
と、疑問が起こりますね。
目を閉じてガーゼを当てて目を圧迫しないように耳に紐をかけてください。
眼帯をしている間は、基本、眼帯側の目は、閉じたままにしましょう。眼帯をつける必要があるくらい、傷つけてはいけない状態だからです。
しっかり眼帯の位置を確認して、紐の締め付けがないか、確認しましょう。
そして、こまめにガーゼを交換しましょう。
通気性が良くないと、細菌が発生して感染症になるかもしれません。
眼帯をつけるときは、手も清潔にしてからつけましょう。手が、ガーゼや目に触れることで細菌が入るかもしれません。気をつけてください。
眼帯をつけるときは、使用上の注意も読んでつけましょう。
ちなみに、目の傷により眼帯を使用した場合、眼帯をつけて早く治す、というより瞬きを少なくするほうが治りは早いです。
まとめ
眼帯、お世話になる方は、少ないと思います。
ものもらいや結膜炎で眼帯をすることは、最近だとあまりないからです。
それは、先にお話しましたが、眼帯をすることで感染症になるかもしれないリスクを避けるからです。
眼帯と言うと、目の傷から守るため、もしくは手術後に限られてきています。
しかし、ご自宅では応急処置に使うかもしれません。
この機会にしっかり眼帯の使い方をチェックしてみましょう。
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