アズキゾウムシ 駆除 生態 密度効果



世の中には「害虫」と呼ばれる虫たちが存在しています。

そもそも「害虫」と言うのは我々人間や家畜及びペット、農産物等に対して害をもたらす虫たちの事を指します。


害虫の中でも人間に対して害をもたらすタイプ、作物等に対して害をもたらすタイプ等様々な種類が存在しています。

今回ご紹介する「アズキゾウムシ」も害虫と呼ばれている虫の一種です。


ではこの「アズキゾウムシ」と言うのは、どの様な害をもたらし何に対して発生するのか?等をご紹介しましょう。

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アズキゾウムシの生態

まず最初にアズキゾウムシを知る所から始めましょう。

アズキゾウムシと言うのは分類上、コウチュウ目マメゾウムシ科の中の1種で日本のみならず世界中、寒い地域を除いて生息しています。

体長はおよそ2~3㎜で赤褐色系の色をしています。


名前から察する通り、小豆やササゲを食害する事で知られています。

もしかしたらご自宅で小豆を保管されていた時にこのアズキゾウムシに遭遇された方もいらっしゃるかも知れませんね。このアズキゾウムシは貯蔵している小豆やササゲ等に卵を産み付け、孵化した幼虫が食い荒らす訳ですね。

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卵・幼虫の発生時期

アズキゾウムシ 駆除 生態 密度効果



小豆やササゲを食い荒らす幼虫及びその卵の発生時期はいつなのか?

基本的にアズキゾウムシの発生時期は通年通して発生すると考えてもらってもいいかと思います。


発生回数としては年4~5回と言われています。

ほぼオールシーズンですね。


発生サイクルとしては雌の成虫が卵を小豆表面に産み付けます。

この時、一度に産み付ける卵の数は40~70個と言われています。


卵が孵化して小豆に侵入し小豆を食い荒らします。

その後、蛹時期を経て成虫となり、雌はまた卵を産み付ける、と言うサイクルが繰り返されます。


※閲覧注意!密閉容器で増えたアズキゾウムシ

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卵・幼虫の駆除方法

上記項目の最後で卵→幼虫→蛹→成虫、と言うサイクルが繰り返されると記載しましたが、小豆を貯蔵し駆除しない限りはエンドレスになりかねません。

ではどうやってアズキゾウムシの卵及び幼虫を駆除すればいいのでしょうか?


まず前提としては成虫に産卵させない事となりますが、侵入を防ぐ事が肝要となるでしょう。

気密性の高い密閉容器に小豆等を保管する事。


既に卵が産み付けられ小豆内部に幼虫が潜んでいる場合は目視だけで見極めるのは少し難しいかも知れませんが、定期的なチェックは必要でしょう。

何より長期保管する場合は定期チェックは必須となるかと思います。


生産者さんであれば薬剤で退治し、発生源となった小豆は廃棄したりするでしょうが、ご自宅での保管の場合も同様に一度発生した小豆は廃棄する他ないです。

アズキゾウムシの密度効果とは?

アズキゾウムシ 駆除 生態 密度効果



アズキゾウムシに少し興味を持った方なら一度は「密度効果」と言うワードを見た事があるかも知れません。

アズキゾウムシを使って密度効果の研究をされ論文等を発表されている方が多数いらっしゃいます。

密度効果とは凄く簡潔に説明すると、生物の個体群密度は個体群の成長に一定の影響を与える、との事みたいでアズキゾウムシ以外でも実験が行われています。


若干どころか専門的な知識を有していないと理解出来ないかも知れませんが、興味を持たれた方はネットで検索して頂くと複数の論文が出てきますのでご覧いただけます。


アズキゾウムシは小豆のサイズによって産み付ける卵の数を変えており、孵化後の幼虫がキチンと成長出来る様に小豆サイズを判別していると言われています。

密度効果が具体的にはどのように現れるものかは、個々の生物でやや異なる。たとえば内田はアズキゾウムシについて詳しく調べた例では、成虫一個体当たりの産卵数、卵の孵化率、幼虫期(蛹を含む)の死亡率が、いずれも密度に依存して、高密度であるほど個体数が減少する方向に変化する。また、高密度では生まれる成虫個体も小型になり、繁殖能力が低くなる傾向がある。
出典:ウィキペディア

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アズキゾウムシの発生予防

アズキゾウムシの発生予防に関しては卵の駆除方法の所でも記載しましたが、寄せ付けない事が大事になります。

従って保存状態の強化、密閉させる事になります。


また成虫を見つけた場合は殺虫剤による駆除、卵を産み付けられているか否かは水に浸けると幼虫に喰われている豆は中が空洞になっているので浮かんできます。

それらを取り除き廃棄する事。

何より、小豆を長期保管せずなるべく早めに使い切る事も予防と言えば予防になるかも知れません。

まとめ

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小豆等に被害をもたらすアズキゾウムシに関してまとめてみました。

私は家で小豆を食す事が無く、小豆を保有していないのでアズキゾウムシに遭遇した事は無いのですが、何かの拍子に小豆を頂く事があるかも知れませんのでその時は気を付けたいです。


成虫が小豆に付いているなら目視で分かりますが、中に潜んでいる幼虫までは中々目視では見極められないですもんね。

気付かぬうちに中に潜んでいるアズキゾウムシの幼虫ごと小豆を食べてしまう事を考えたらゾッとしてしまいます。。。


そうならない様に、小豆を頂いたり購入した場合は気を付けましょう!

以上、アズキゾウムシの卵・幼虫の駆除方法!生態・密度効果について説明でした!!


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